【ACL】自身の決定力不足を嘆いた鹿島の10番「ゴールに関しては運が良かっただけ…」

2018年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「頑張って気持ちを切り替えて、次に勝てるようにやっていきたい」(金崎)

先制点を奪うところまでは良かった。あとは追加点が奪えていれば…。写真:徳原隆元

[ACLグループステージ4節]鹿島1-1シドニーFC/3月13日/カシマ

 エースは先制点を決めたこと以上に、2点目を奪えなかった不甲斐なさを嘆いた。
 
 13日、鹿島はアジア・チャンピオンズリーグのグループステージ4節・シドニーFC戦に臨んだ。この試合で勝利を収めれば、他会場の上海申花の結果次第でノックアウトステージ進出が決まる状況だった。

 そして、27分には10番・金崎夢生が先制ゴールを決め、一時は今節でのグループステージ突破の可能性を一気に広げた。しかし、70分に痛恨の失点。最後まで勝ち越しの2点目は奪えず、ホームで勝点1を掴むに留まった。

 試合後、金崎はテレビのフラッシュインタビューに応え、「勝たないとダメだったので、残念です」と試合を総括。「ゴールに関しては運が良かっただけ。もっと決められる場面があったので、そこで決めたかった」と自身の決定力不足を嘆いた。
 
 チャンスは限られていたが、試合終盤には自ら持ち込んで右足でシュート。これは枠を捉え切れず、その瞬間に金崎も天を仰いだ。
 
 ただ、4月3日に行なわれる5節の上海申花戦で勝点3を掴めば、自力で突破を決められる状況にある。

「頑張って気持ちを切り替えて、次に勝てるようにやっていきたい」とは金崎の言葉。シドニーFC戦の悔しさを糧に、次こそは自身のゴールでサポーターに歓喜の瞬間を届けてくれるはずだ。
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