【ACL速報】鹿島、金崎の先制弾を生かせずドロー。GS突破決定は次節以降に持ち越し

2018年03月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合を通じて、粘り強い戦いを見せていたのだが...

27分に金崎が均衡を破るゴールを奪取したが、70分に痛恨の失点...。写真:徳原隆元

 AFCアジアチャンピオンズリーグは3月13日、各地でグループステージ4節を開催。カシマスタジアムでは、鹿島アントラーズ対シドニーFCの一戦が19時00分のキックオフで行なわれた。

 グループHの首位に立つ鹿島は勝利を掴んだ上で上海申花が敗戦すれば、ノックアウトステージ進出が決まる状況。そのなかで迎えた一戦で、鹿島は先週末のリーグ戦から8名を変更して臨んだ。

 GKに曽ケ端準を起用し、最終ラインは右から伊東幸敏、犬飼智也、昌子源、小田逸稀が並んだ。中盤の底にはレオ・シルバと永木亮太が入り、2列目は中村充孝、金森健志、最前線は鈴木優磨と金崎夢生の組み合わせでスタートした。
 
 試合は立ち上がりから鹿島が試合の主導権を掌握。チーム全体で粘り強い守りを見せると、手数を掛けないアタックで相手ゴールへと迫った。
 
 すると、27分に鹿島は歓喜の瞬間を迎える。ショートコーナーからプロ初先発のプロ2年目・小田がゴール前にボールを入れると、こぼれ球を金崎夢生が頭で押し込んで先制点を奪った。
 
 その後も相手の攻撃を昌子などの守備陣がきっちり跳ね返し、前半を1-0でハーフタイムを迎えた。

 後半に入っても鹿島は手堅い試合運びを見せる。守備陣が身体を張ったディフェンスを見せ、ピンチの芽を未然に刈り取っていく。

 しかし、70分。シドニーFCのサイモンにヘディングシュートを放たれると、一度は曽ケ端がボールを掻き出したように見えるもゴールの判定。これで鹿島は試合を振り出しに戻されてしまう。

 その後は攻勢を仕掛けるべく、土居聖真などを投入。しかし、決定機をものにできず、鹿島は勝点1を積み上げるに留まった。

 鹿島は次節、4月3日にアウェーで上海申花と対戦。この一戦に勝利を収めれば、自力でグループステージ突破が決まる。

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