元日本代表&ロンドン五輪代表の肩書を持つ守備職人が北九州に完全移籍!

2018年03月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨季限りで清水を退団し、新天地が注目されていた。

J2復帰を狙う北九州にとって、村松の獲得は守備力強化を図る上でうってつけの人材だ。写真:滝川敏行(サッカーダイジェスト写真部)

 3月12日、昨季まで清水エスパルスに所属していた村松大輔が、ギラヴァンツ北九州に完全移籍すると両クラブから発表された。

 現在28歳の村松は藤枝東高を経て2008年にJFLのHonda FCへ加入。1対1の強さと守備的なポジションを全てこなす万能性を武器に存在感を示すと、翌年に湘南ベルマーレへ移籍し、2011年からは清水に活躍の場を移した。

 そのプレーぶりは代表レベルでも高い評価を獲得。2010年1月にはアジアカップ予選・イエメン戦でA代表に初選出されると、2012年のロンドン五輪ではU-23日本代表の一員として、チームの4位入賞に貢献した。

 近年は出場機会が得られず、14年に徳島ヴォルティス、16年にはヴィッセル神戸に期限付き移籍。昨季は清水に戻るも、リーグ戦5試合の出場に終わり、シーズン終了後に契約満了が発表されていた。

 村松は両クラブを通じ、コメントを残している。

「この度、ギラヴァンツ北九州に加入することになりました。7年間という長い時間を地元で過ごせて、皆さんの熱い応援で自分もすごく成長できたと思います。

 これからもピッチ上でしっかりと結果を残しながら、成長した姿を見せていけたらと思います」

 清水の公式サイトでは支えてくれたサポーターたちに謝意を伝えた。

 そして、新たに加わる北九州の公式サイトでは新天地での意気込みを語っている。

「この度、ギラヴァンツ北九州に加入することになりました村松大輔です。

自分の持ち味であるハードで献身的なプレーが、チームコンセプトのひとつである『ハードワーク』と合っていて、熱く激しいプレーを皆さんにお見せすることができると思います。

 全力で戦いますので、ぜひスタジアムに応援に来てください!」

 初のJ3となる村松がどのようなプレーを見せるのか。J2復帰を目論む北九州にまたひとり頼もしいプレーヤーが加わった。

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