シティの敵はマンデーナイト? マジック4のペップが警戒「月曜の試合は好きじゃない」

2018年03月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

3部のウィガンに大金星を献上したあの試合も…。

シティが3部のウィガンに足をすくわれたFAカップ5回戦(写真)も、開催されたのは月曜日(2月19日)だった。(C)Getty Images

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、マンデーナイトフットボールがお好きではないようだ。

 あと4勝でプレミアリーグ制覇が決まるシティは、現地時間3月12日に行なわれる30節でストークと対戦する。勝てば「マジック3」だ。だが、グアルディオラ監督は試合前にある懸念を伺わせた。

『ESPN』によると、グアルディオラ監督は「月曜の試合には良い経験がないんだ。敵地でのストーク戦は厄介だし、残留を争っている相手だから、より集中しなければ」と警戒心を露にしている。

「昨シーズン、敵地でストークに勝てたのはラッキーだった。残留を争っているチームとの対戦は難しい」

 
 今シーズン、シティがマンデーナイトに試合を実施したのは、昨年8月21日のエバートン戦(プレミア2節)と、2月19日のウィガン戦(FAカップ5回戦)。前者は今シーズンのホームゲームで唯一勝てなかった試合であり(1-1)、後者はまさかの黒星で4冠の夢を絶たれた一戦だった。

 グアルディオラ監督は、「月曜に試合をするのは好きじゃないんだ。みんな週末に試合をするからね。週末が終わると、もう試合がないみたいな感覚になる。だけど我々は試合を戦わなければいけない」と続けている。

 ただ『ESPN』によると、昨シーズンのシティはマンデーナイトの3試合すべてで勝利している。グアルディオラ監督はバルセロナ時代もマンデーナイトに3勝しており、そのうちのひとつ、レアル・マドリーとのクラシコでは5-0と大勝を飾っていた。またバイエルン時代も、カップ戦の1試合で格下を5-0と一蹴している。

 それでもグアルディオラ監督は、「ずっと前のことだが、バルサ時代も月曜の試合は良くなかったと記憶している」と、マンデーナイトへの苦手意識を繰り返し口にした。

 降格圏の19位で苦しむストークが、大番狂わせを演じることはあるのだろうか。
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