[Ｊ１リーグ３節]柏１－１Ｃ大阪／３月10日／三協Ｆ柏
 
　Ｊ１リーグ３節の柏対Ｃ大阪が10日、三協フロンテア柏スタジアムで行なわれ、１－１の引き分けに終わった。
 
　先手を取ったのは、ホームの柏だった。高い位置で相手のパスミスを奪った江坂任が右サイドを持ち上がり、オーバーラップしてきた伊東純也へ。伊東が低いクロスを上げると、最後はクリスティアーノがフリーで合わせてゴールに流し込んだ。
 
　一方のＣ大阪は、途中出場のヤン・ドンヒョンの高さや杉本健勇のポストワークを軸に、左サイドの高木俊幸がドリブル突破でアクセントをつけて柏を押し込む。また、高い位置からのプレスも効果的で、柏の攻撃を早い段階で潰しながら徐々にゴールに迫っていった。
 
　そうして迎えた60分、Ｃ大阪のソウザが度肝を抜くゴラッソを決める。相手陣内でボールを奪ったブラジル人ＭＦは、即座に前を向き、ゴールまでおよそ30メートルはあろうかという位置から右足を一閃。日本代表ＧＫの中村航輔の牙城を破る豪快ロングシュートを沈めた。
 
　このゴールで追いついたＣ大阪は、その後も追加点を狙って前がかりにゲームを進めた。しかし、72分の杉本のヘッドは枠を外れる。アディショナルタイムにも杉本がクロスに頭で合わせてビッグチャンスを作ったが、ＧＫ中村に阻まれてゴールを逃した。
 
　試合はそのまま１－１で終了。勝点１を分け合った。

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