「アジア史上最高じゃないか?」韓国代表エース、ブンデス時代のゴラッソ集がスゴい!

2018年03月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

プロデビュー間もない頃から天性の嗅覚を

惜しくも敗れ去ったが、CLユーベ戦でもゴールを挙げて公式戦3戦連発。ソン・フンミンはスパーズの左サイドに欠かせない主軸へと飛躍を遂げた。(C)Getty Images

 韓国代表のエース、ソン・フンミンの勢いが止まらない。
 
 今シーズンのトッテナム・ホットスパーでは公式戦42試合に出場して16得点・9アシストをマーク。直近のFAカップとプレミアリーグで2試合連続マルチゴール(2得点)を決め、敗退の憂き目に遭ったものの、チャンピオンズ・リーグのユベントス戦(第2レグ)でも先制点をねじ込んだ。いまやスパーズの左サイドは背番号7の独壇場で、鋭いカットインからフィニッシュは伝家の宝刀である。

 
 そんなアタッカーの才能を育んだのがドイツ・サッカーだ。ブンデスリーガの公式ツイッターは3月8日、同リーグ出身で現在は国外でプレーする選手をフィーチャーする「MADE IN BUNDESLIGA」を更新し、ソンがドイツ時代に披露したスーパープレー&ゴール集を投稿した。ユース時代から所属したハンブルガーSV、飛躍への足掛かりを掴んだレバークーゼンでの6年間が凝縮され、プロデビュー間もない頃からゴールへの貪欲な姿勢と天性の嗅覚を炸裂させている。ファンからは「ソナウド(ソン+ロナウド)だ!」「炎のようなアタッカー」といったメッセ―が寄せられた。
 
 先週末のハッダースフィールド戦で2ゴールを挙げた際には、米スポーツ局『Fox Sports Asia』が「もはやアジア史上最高の選手じゃないのか? パク・チソンやヒデトシ・ナカタに優るとも劣らないインパクトを残している」と褒め称えた。まだ25歳で、今後はトッテナムでビッグタイトルを掴む、あるいはメガクラブへのステップアップ移籍を果たすことで、さらなる躍進を遂げるだろう。すでにパク・チソン、中田英寿、奥寺康彦、アリ・ダエイ、アリ・カリミ、チャ・ボングンら欧州サッカー界を席巻した偉大な先達、その系譜に名を連ねた。いずれ"アジア最強"の名声を得る可能性は十二分だ。
 
 驚異のパフォーマンスを続ける"ソニー"。英メディアによれば、トッテナムは2020年6月までの現行契約をあらため、さらに3年間の延長を打診する予定だという。

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