初先発の久保建英、FC東京の攻撃を牽引! 高いキープ力でチャンスメイクも前半は1点ビハインド

2018年03月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

立ち上がりは存在感を放つも徐々に消える時間帯も。

FC東京の久保がJ1公式戦初スタメンを飾っている。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 リーグカップのルヴァンカップは3月7日、グループステージ開幕戦の8試合が各地で開催されている。ニッパツ三ツ沢球技場では、横浜F・マリノス対FC東京が行なわれているが、注目の16歳・久保建英がJ1公式戦の舞台で初スタメンを飾り、攻撃を牽引する堂々たるパフォーマンスを見せている。


 ともに主軸を落としたメンバーのなかで、序盤は背番号15の躍動感が際立った。前線でボールを受け、敵に囲まれてもまるで動じる素振りを見せず、テンポ良くボールを散らしていく。10分すぎには左サイドの深い位置まで自らボールを運び、グラウンダーの鋭いクロスを入れるが、これは相手DFのブロックにあってしまう。

 さらに14分には、相手を背にしての粘り強いボールキープからCKを獲得。淡々としたプレーぶりながら、確実にチームに流れを引き寄せる効果的なプレーを見せた。

 しかし、20分を過ぎると、横浜がカウンターからチャンスを量産。すると、FC東京は攻撃のリズムを失い、同時に久保も周囲との連動性を欠く場面も。結局、前半は横浜が開始4分のイッペイ・シノヅカのゴールで、1点をリードして折り返した。
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