決勝弾の伊東純也が代表への想いを問われるも、微妙な苦笑い…「とりあえず今日勝たないと」

2018年03月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「絶対に勝たなきゃいけない試合だった」

持ち前の俊足で攻撃を牽引した伊東。決勝点で勝利の立役者となった。写真:田中研治

[ACLグループステージ3節]柏 1-0 キッチーFC/3月6日/柏

 柏レイソルが途中出場の伊東純也のゴールでなんとか勝ち切り、ACL今大会初勝利を挙げた。

【ACL 柏 1-0 傑志 PHOTO】伊東純也の決勝点で柏がACL今季初勝利!

 決勝点は66分、左サイドの深い位置から亀川諒史がクロスを上げると、これに反応した伊東が相手DFと競り合いながら、右足で押し込みネットを揺らした。前半からボールを支配しながらも、いまひとつ効果的な攻撃を繰り出せず、結果的に1ゴールに終わった柏にとっては、大きな価値のある一発となった。

 試合後のフラッシュインタビューで、殊勲の14番は「絶対に勝たなければいけない試合だった。(途中から)自分が入ったら、点を取ろうと思っていたので良かった」と、胸を撫で下ろした。

 また、インタビュアーから「日本代表入りに向けても大きなアピールになったのでは?」と水を向けられた伊東は、やや困惑気味の表情で苦笑いも見せつつ、「とりあえずは今日勝たないといけないところで、必死にやって結果がついてきたのは良かった」と答えるにとどめ、日本代表への想いなどについては口を閉ざした。

 柏は週末の10日に、ホームでJ1リーグ3節・C大阪戦を行なった後、14日に香港でのACL・キッチー戦、4日後の18日に敵地でJ1リーグ4節のG大阪戦と続き、代表ウィークへと突入する。日本代表を目指す伊東にとっても、まずは待ち受ける過密日程の連戦に集中したいところだろう。
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