金崎夢生が執念の決勝弾!鹿島がホーム開幕戦でG大阪を下し、今季リーグ戦初白星

2018年03月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

決めきれない嫌な流れを断ち切った千両役者!

鈴木のクロスに合わせて決勝点。金崎がエースの仕事をした。写真:徳原隆元

[J1リーグ2節]鹿島1-0G大阪/3月3日/カシマ
 
 J1リーグ2節の鹿島対G大阪が3日、県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、鹿島が1-0で勝点3を獲得した。
 
 試合は前半から鹿島が優勢に進め、再三に渡って決定機を迎える。とりわけ、前線の動きが良く、ペドロ・ジュニオールや金崎夢生が相手最終ラインとの駆け引きを制して何度もチャンスに顔を出した。
 
 しかし、鹿島は訪れることごとく決定機をモノにできない。そうしているうちにG大阪も調子を取り戻し、66分には途中出場の中村敬斗が長沢駿とのワンツーでエリア内に侵入し、ポスト直撃の際どいシュートを放った。
 
 攻めているのに点が入らず、逆に相手にチャンスを作られる。そんな嫌な空気を払拭したのが、鹿島のエースだ。0-0で迎えた78分、スローインを受けた鈴木優磨が素早い反転でマークを外し、鋭く低いクロスを供給する。これに反応し、ニアに走り込んだ金崎が、左足で合わせて待望の先制点をねじ込んだ。金崎は今季リーグ戦初ゴールだ。
 
 千両役者のこのゴールが決勝点になり、鹿島はホーム開幕戦で勝利。対するG大阪は前節の名古屋戦に続く黒星で、今季リーグ戦は連敗スタートとなった。

次ページ【動画】速いクロスに見事に合わせた金崎の決勝弾はこちら

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