名古屋が2連勝で暫定首位に!ジョーは不発もG・シャビエルが2戦連発。連敗の磐田は最下位脱出ならず

2018年03月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

開始8分のゴールが決勝点に!

2戦連発のG・シャビエル。こぼれ球を拾って豪快にネットを揺らした。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ2節]名古屋1-0磐田/3月3日/豊田ス
 
 J1リーグ2節の名古屋対磐田が3日、豊田スタジアムで行なわれ、ホームの名古屋が1-0で勝利した。
 
 試合が動いたのは、開始早々の8分のことだった。右サイドから上がったクロスを磐田のムサエフがクリアミス。これをガブリエル・シャビエルが拾い、1トラップから右足で豪快に突き刺した。
 
 対する磐田は、組織的な守備で名古屋の攻撃を受け止めつつ、良い形でボールを奪うとカウンターで相手ゴールに迫る。しかし、盛んに最終ラインの裏を狙う川又堅碁はオフサイドトラップにかかり、カウンターの場面でも最後の局面での制度を欠いてチャンスを逃した。
 
 前半終了間際には、名古屋のジョーが和泉竜司のパスを受けてGKと1対1になったが、三浦龍輝のファインセーブにあって追加点とはならなかった。
 
 後半に入ると、徐々に磐田の攻撃にリズムが生まれ始める。56分にはワンツーで右サイドを抜け出したアダイウトンが際どいクロスを供給。これは中央に合わなかったが、58分にはギレルメが持ち上がって中央にラストパスを通し、最後は川又がシュートを放つ。また、直後の59分にもムサエフがエリア内でパスを受けて決定的な場面を迎えた。
 
 だが、いずれのチャンスも名古屋のGKランゲラックに阻まれてゴールを奪えない。73分には浮き球のスルーパスを受けた川又がGKと1対1を外し、75分のアダイウトンのシュートも枠を捉えきれずに天を仰いだ。
 
 一方の名古屋は76分、長谷川アーリアジャスールのスルーパスを受けたG・シャビエルが2点目を狙うも、またもGK三浦のファインセーブに阻まれる。
 
 その後も互いにチャンスを作ったが、そのまま1-0で試合は終了。名古屋がホーム開幕戦で勝点3を手にした。これで開幕2連勝となった名古屋は、暫定ながら首位に浮上。連敗の磐田は最下位から抜け出せなかった。

【名古屋 1-0 磐田 PHOTO】ホーム開幕戦の名古屋はガブリエル・シャビエルの1発で2連勝!磐田は2戦連続無得点に終わる

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