湘南の新風!松田天馬が開幕アシストに続き、J初ゴールで好アピール

2018年03月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「勝ちにつながるゴールを次から取っていきたい」と大卒ルーキーは野心に燃える

「GKの前に行けばこぼれてくるかなと思っていた」と冷静なポジション取りでゴールにつなげた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ2節]川崎1-1湘南/3月2日/等々力
 
 開幕戦でスタメンを飾り、1アシストをマークした湘南の松田天馬が、2節の川崎戦でも先発出場。しかも、1点ビハインドで迎えた66分にJ初ゴールを奪い、チームを救って見せた。
 
 試合後のフラッシュインタビューに応えた新星は、「思っていた通りの展開だった」と振り返り、粘り強く耐えながらカウンターを狙った川崎戦を「勝点3を取りに来たので満足できないが、勝点1を取れたのは次につながる」と総括した。このコメントを聞いても分かるが、ピッチ内外で冷静に振る舞うアタッカーは、物事を客観的に見極める目を持っているようだ。
 
 自身のJ初ゴールについても、「ひとり余っていたので、GKの前に行けばこぼれてくるかなと思っていた」という分析のもとでポジションを取り、アンドレ・バイアの落としをゴール前の密集で見事にコントロールしてネットに突き刺している。持ち前の技術に加え、こうした戦術眼が開幕2試合の活躍につながっているのだろう。

「仕留めきれない部分があったのでまだまだ。(J初得点は)嬉しいが、勝ちにつながるゴールを次から取っていきたい」
 
 力強くそう語った大卒ルーキーは、野心に満ちている。次節以降も湘南を引っ張って行ってくれそうだ。

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