完璧な意思疎通で小林悠が今季初ゴール!湘南は期待の新星がJ初得点を挙げて1-1の痛み分けに

2018年03月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

家長の高速クロスにピタリと合わせて先制ヘッド!

小林は、これが今季リーグ戦初得点だ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ2節]川崎1-1湘南/3月2日/等々力
 
 J1リーグ2節の川崎対湘南が2日、等々力陸上競技場で行なわれ、1-1の引き分けに終わった。
 
 連勝を狙うホームの川崎は、試合立ち上がりにアクシデントに見舞われる。前節の磐田戦でゴールを決めたCBのエドゥアルドが、自ら故障を訴えて19分に奈良竜樹と交代したのだ。
 
 それでも川崎は持ち前のパスワークで試合の主導権を握り、徐々にゴールに迫っていく。そうして迎えた56分、昨季のJ1得点王が待望の先制点を挙げた。
 
 左サイドの家長昭博がボールを持つと、中央の小林悠が猛然とニアサイドに走り込む。マークを巧みに外した川崎のエースは、家長の高速クロスにピタリと合わせ、ヘディングシュートでゴールネットを揺らした。クロスの精度、ニアに入り込むタイミングともに完璧で、ふたりの高い意思疎通を感じさせるゴールだった。
 
 その後、川崎はCKから湘南の松田天馬にJ初ゴールを許し、勝ち越し点を狙って69分に大久保嘉人を投入。さらに83分に阿部浩之を送り込んで攻撃の活性化を図ったが、湘南の堅陣を崩すには至らない。そうするうちに、終了間際の89分にカウンターで決定機に持ち込まれたが、これをGK新井章太がストップし、1-1で試合を終えた。
 
 ともに開幕戦で白星を飾っていた両雄の対戦は、勝点1を分け合う結果に。川崎は10日に行なわれる3節でG大阪と、湘南は11日に名古屋と対戦する。

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