怪物ロナウドの“鬼またぎ”に再脚光!「メッシやクリロナより上だろ」とファン熱狂

2018年03月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

対応したアラベスのDFは腰が砕けて…

マドリーで初めて達成したハットトリックが動画で復活。連続の“高速またぎ”でマーカーをきりきり舞いに。(C)Getty Images

 リーガ・エスパニョーラの公式ツイッターが3月1日、2002-03シーズンの名場面をプレイバックした。03年3月1日のアラベス対レアル・マドリー戦で、怪物ロナウドが達成した圧巻のハットトリックにスポットライトを当てている。
 
 2002年日韓ワールドカップでブラジル代表を優勝に導き、インテルから鳴り物入りでマドリーに入団した"フェノーメノ"。怪我のため開幕4試合を欠場したが、10月に戦列復帰を果たすと、さっそくゴールラッシュを決め込んだ。その後も離脱と復帰を繰り返したファーストシーズンだったが、マドリーはトヨタカップで勝利してクラブ世界一に輝き、2シーズンぶりにリーガを制覇。ロナウドはチーム最多23得点を挙げる大活躍を見せた。


 
 リーガ公式がアップロードしたアラベス戦(マドリーが5-1で白星)のハイライトには、そんなロナウドの超絶技巧が敷き詰められている。まずは12分。ラウールのパスを受けて左サイドでドリブルを仕掛けたロナウドは、マーカーに伝家の宝刀である"鬼またぎ"を敢行。完全に翻弄してシュートコースを作り、左足で豪快に蹴り込んだ。さらに66分の2点目も"またぎ"から。ふたたびラウールのパスを受けて抜け出すと、今度は一度だけ高速でまたぐ。そのキレは凄まじく、逆を突かれたDFは腰が砕け、がっくりと膝を突くのだ。
 
 78分にもカウンターから1点を追加し、マドリーで初めてのハットトリックを達成。この動画を観たファンからは「あのレガッテ(ドリブル)は誰も止められない!」「メッシとクリスチアーノより上だよ」「怪我さえなければもっと偉大な足跡を残せたはず」など思いも思いのメッセージが寄せられ、リーガ公式も「歴史上最高のストライカー? この忘れじのハットトリックから15年が経った」との一文を添え、元ブラジル代表FWを称えた。
 
 ロナウドはマドリーでその後、06年夏まで4シーズンプレー。ジネディーヌ・ジダン、デイビッド・ベッカム、ルイス・フィーゴらと銀河系軍団を形成し、世界中のサッカーファンを虜にし続けた。

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