「プレミア?」日本代表DF、長友佑都が降って湧いた移籍報道に胸中を吐露

2018年03月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「未来の誰にも分からない話ししたって無駄なだけ」

ガラタサライでさっそく主軸を担い、充実の日々を過ごしている長友。一連の移籍報道にツイッターでチクリとひと刺し。(C)Getty Images

 1月31日のガラタサライ電撃移籍から早や1か月、日本代表DF長友佑都は充実の日々を過ごしている。
 
 入団直後から左SBの定位置を掴み、公式戦5試合連続でスタメンフル出場。トルコの名将ファティフ・テリムが浸透させる戦術をすぐさま理解し、ピッチ上で体現している。特筆すべきは、ピッチ外での適応力だ。持ち前のコミュニケーション能力を発揮し、チームメイトの誕生日を祝う「小麦粉サプライズ」では仕掛け人を演じ、ベンチ温存となったトルコ・カップでは、終了間際に決勝点を決めた選手と「お辞儀パフォーマンス」を初披露。ほかにもGKコーチを務める元ブラジル代表GK、タファレルとプライベートで交流する画像を投稿したりと、すっかりチームに溶け込んでいる印象だ。
 
 そんななか、ここ数日に報じられたのが、イングランド・プレミアリーグのクラブからの関心だ。イタリアを発信地に複数のメディアで取り上げられ、インテルからの半年間のレンタル期間が終われば、プレミア行きを選択するかもしれないという内容。ワトフォード、ウェストハムという具体名も出ている。
 
 
 この一連の報道を受けて、長友は3月1日に自身のツイッターでこう呟いた。
 
「プレミア? 自分を欲してくれるチームがあるのは光栄なこと。でも未来の誰にも分からない話ししたって無駄なだけ。俺の心と身体は今このチームにある」
 
 ガラタサライでのプレーに集中する長友。チームはリーグ戦で首位と同勝点の2位に付け、トルコ・カップは準決勝第1レグで2-1と先勝しており、決勝進出に王手をかけた。2冠達成に邁進するガラタサライにあって、いまやその経験値と献身性が欠かせない。
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