マンUエースがプレミア版オールスター戦開催を提案! 英国で後押しの声「天才的な閃きだ」

2018年03月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

早くもメンバー選考を始めるメディアも!

サッカー界きってのバスケット好きとして知られるルカク。オフシーズンにはマンUのチームメイトであるポグバと実際にプレーすることも。 (C) Getty Images

 ポツリとつぶやかれた"とある提案"が注目を集めている。現地2月27日にマンチェスター・ユナイテッドのエース、ロメル・ルカクが自身のツイッターでこぼした提案は意外な反響を呼んだ。
 
「みんなへのアイデアだ…NBAにはオールスターゲームがある。みんなはプレミアリーグにも必要だと思わないかい? 北部対南部みたいな形で。そしてファンは投票をするんだ。君たちはどう思う? プレミアリーグ、FA」
 
 オフ期間を利用して頻繁にNBA(全米プロバスケットボールリーグ)観戦に訪れるなど、無類のバスケ好きとして知られるルカク。それだけにアメリカン・スポーツで人気を博す「オールスターゲーム」に羨ましさを抱いたのだろう。
 似たような試みがサッカー界にないわけではない。同じくアメリカではあるが、メジャーリーグ・サッカーではシーズン中盤に、選手、コーチ、コミッショナーによって選ばれた選手たちが、ヨーロッパのビッグクラブと対戦するというドリームマッチが催されており、昨夏にはレアル・マドリーとの親善試合が実現していた。
 
 だが、プレミアリーグでは1992年の幕開け以来、オールスター戦の開催というアイデアについて語られることはほとんどなかった。そのため、ベルギー代表ストライカーの提案を英紙『Daily Miorror』は、「天才的な閃き」だと絶賛し、同じく『Daily Mail』は、「名誉ある言及だ」と讃えるなど、開催を後押しする声は早くも強まっている。
 
 では、仮にルカクの提案する『北部対南部』という形式で実現した場合に、チームはどのように振り分けられるのか? 米国スポーツ専門メディア『ESPN』は、ルカクのつぶやきを紹介したうえで、両軍のベストイレブンを独自に選出している。
 
 以下が、その顔ぶれだ。
 
【北軍】
ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・U/GK)
アントニオ・バレンシア(マンチェスター・U/DF)
フィルジル・ファン・ダイク(リバプール/DF)
エリック・バイリー(マンチェスター・U/DF)
アンドリュー・ロバートソン(リバプール/DF)
モハメド・サラー(リバプール/MF)
ケビン・デ・ブルイネ(マンチェスター・C/MF)
ポール・ポグバ(マンチェスター・U/MF)
ダビド・シルバ(マンチェスター・C/MF)
セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C/FW)
ロメル・ルカク(マンチェスター・U/FW)
 
【南軍】
ティボー・クルトワ(チェルシー/GK)
セサル・アスピリクエタ(チェルシー/DF)
トビー・アルデルワイレルド(トッテナム/DF)
ヤン・ヴェルトンゲン(トッテナム/DF)
マルコス・アロンソ(チェルシー/DF)
クリスティアン・エリクセン(トッテナム/MF)
エンゴロ・カンテ(チェルシー/MF)
デル・アリ(トッテナム/MF)
メスト・エジル(アーセナル/MF)
エデン・アザール(チェルシー/MF)
ハリー・ケイン(トッテナム/FW)
 
 北はマンチェスター勢とリバプールの選手で固められ、南はロンドン勢を中心としたメンバー構成となっているが、ここにさらにエバートンのウェイン・ルーニーやレスターのジェイミー・ヴァーディーやリャド・マハレズなどが加わることを考えれば、まさに豪華絢爛なドリームマッチが実現することになる。
 
 はたして、ルカクの粋な提案は日の目をみることがあるのだろうか。

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