やはりあの衝撃ボレーが? 名手ヴァーディーが選ぶ「自身ベストゴール」はどれだ!?

2018年03月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

再び脚光を浴びるメモリアルゴールの数々

記憶に残るゴールをたくさん決めてきたヴァーディー。これからもファンの度肝を抜く鮮烈弾を数多く披露してくれるはずだ。(C) Getty Images

 世界に名だたるビッグネームがプレーしてきたプレミアリーグ。今シーズンから新たに設けられたのが『マイルストーンアウォード』という栄誉だ。リーグ機構がセレクトするもので、記録にも記憶にも残るフットボーラーたちを表彰していくという。
 
 そしてこのたび、レスター・シティ不動のエース、ジェイミー・ヴァーディーが堂々選出された。昨年12月23日のマンチェスター・ユナイテッド戦でプレミアリーグ通算50ゴールを達成したことで、その栄えある賞を手にしたのだ。
 
 プレミアリーグ公式ツイッターではさっそく、記念のメダルを受け取るヴァーディーの様子をスペシャルムービーで公開。そのなかで「50ゴールの思い出」について語っている。
 
 奇遇だったのは、ヴァーディーがプレミアリーグ初ゴールを決めた相手もマンUだったこと。その2014ー15シーズンの試合は1-3とリードされながらも終盤にレスターが盛り返し、なんと5-3とひっくり返した世紀の逆転劇だ。本人にとっても鮮烈な記憶として刻まれているようで、「スコアが5-3になった瞬間、スタジアムは激しく揺れていたよ。ほんと、信じられない日だった」と感慨深げに振り返った。
 
 マンU戦のメモリアル弾はまだある。レスターが"奇跡の優勝"を果たした2015-16シーズンの14節で、当時ルート・ファン・ニステルローイが持っていたリーグ10試合連続得点記録を塗り替えるゴールを決めているのだ。
 
 それでも、ヴァーディーにとってもっとも思い出深いゴールは、やはりあのセンセーショナルな一撃だった。2015-16シーズンのリバプール戦(24節)で突き刺したスーパーボレー。いまでもよく思い出す、手応え十分のゴールだったようだ。
 
「そうだね、リバプール戦のあのゴールは僕にとって忘れられないものになった。ホームゲームだったしね。(アシストをした)リャド(・マハレズ)が信じられないプレーをしてくれたんだ。相手を圧倒してインサイドに持ち出してから、走り出していた僕を見つけて、完璧なボールを前線に送ってくれた。サポートもなかったし、俺は『行けるかも』って思ったんだ。うまくシュートを撃つことができたよ」
 
 自身のキャリアについては、「素晴らしいの一語に尽きる。その道にはジェットコースターみたいにいくつもの浮き沈みがあるけど、いまとなってはそれさえ楽しめている」と語る。続けざまに記者から「100ゴールは可能だと思いますか?」と問われ、「なんだってできると思ってる。正しいことを続けていければね」と、自信満々。これからも胸のすくファインゴールを数多く見せてくれるはずだ。
 

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