殊勲弾を挙げたギュミュシュと示し合わせて
ベンチスタートで出番が巡ってこなかった長友だが、ちゃっかりおいしいところを持って行った。トルコでも千両役者ぶりを発揮している。(C)Getty Images
現地時間2月27日、日本代表DF長友佑都を擁するガラタサライは、アキサル・ベレディエスポルとのトルコ・カップ準決勝第1レグに臨んだ。ターンオーバーのため、長友はベンチスタートとなった。
試合は前半から激しく動く。ホームのアキサルが19分に先制点を挙げると、ガラタサライも負けじと2分後にDFアーメド・チャルクが同点とする。しかしその後は局面での潰し合いに終始、膠着した状態が続く。後半に入って両チームとも矢継ぎ早に攻撃のカードを切って2点目を追うが、それでもなかなかゴールには至らない。
試合は前半から激しく動く。ホームのアキサルが19分に先制点を挙げると、ガラタサライも負けじと2分後にDFアーメド・チャルクが同点とする。しかしその後は局面での潰し合いに終始、膠着した状態が続く。後半に入って両チームとも矢継ぎ早に攻撃のカードを切って2点目を追うが、それでもなかなかゴールには至らない。
ドロー濃厚の雰囲気が漂うなか、ホームサポーターを沈黙させたのがガラタサライだ。CKからFWシナン・ギュミュシュが豪快ヘッドでゴールをこじ開け、逆転に成功。その直後だった。喜び勇んでベンチ前に駆けてくるギュミュシュを迎えたのは、この日出番がなかった長友。そして面と向き合って合掌し、お辞儀を交わすお馴染みのパフォーマンスを復活させたのである。ガラタサライでは初の披露で、すっかりチームに溶け込んでいるところを見せつけた。
貴重なふたつのアウェーゴールで勝利したガラタサライ。リーグ戦でも首位と同勝点の2位に付けており、ダブルクラウン達成に向けて視界は良好だ。
貴重なふたつのアウェーゴールで勝利したガラタサライ。リーグ戦でも首位と同勝点の2位に付けており、ダブルクラウン達成に向けて視界は良好だ。