「なんだこれ!」21歳のマルセロが披露した、超絶技巧からのノールックパスに感嘆の声

2018年02月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

もはやロベルト・カルロスを超えた?

スタジアムに娯楽を運び世界最高の左サイドバック、マルセロ。三十路を目前に控え、脂が乗り切っている。(C)Getty Images

 超攻撃的なプレーで、観る者をワクワクさせる世界最高の左サイドバック。レアル・マドリーのブラジル代表DF、マルセロである。
 
 2月27日、リーガ・エスパニョーラの公式ツイッターは「この日なんの日」の企画でスペシャルムービーを掲載。2010年2月27日、マドリー入団4年目で21歳のマルセロが、テネリフェ戦で繰り出したスーパープレーをトリビュートしている。
 
 0-0で迎えた28分だ。タッチライン際でなんとかボールを残したマルセロは、そこをめがけて猛然とスライディングタックルを仕掛けてくる相手選手を、驚異的なスピードのルーレットで交わす。そこからドリブルで中央へ駆け出すと、裏へ抜け出すゴンサロ・イグアインにノールックのスルーパスをピタリと合わせた。これをアルゼンチン代表FWが決めて先制したマドリーが、5-1の圧勝を飾ったゲームだ。

 
 さまざまな言語版に投稿された動画に対して、世界中から感嘆の声が上がった。「なんだこれ! スゴすぎるぞ」「若くして堂々たるプレー」「娯楽に満ちたラテラウ(サイドバック)だ」と賛辞が続き、なかには「もはや彼はロベルト・カルロスを超えた」との意見も。現在のボンバーヘアとは異なり短めの髪型だったため、「誰だか分からなかった」と書き込むファンもいた。
 
 5月12日の誕生日で三十路を迎えるマルセロだが、脂が乗り切っており、その攻撃性能と機動力に陰りはいっさい見られない。これからもリーガ、チャンピオンズ・リーグ、そしてロシア・ワールドカップの舞台で、ファンのハートを鷲掴みにするパフォーマンスを披露してくれるはずだ。

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