“人類最速男”ボルトが正式サインを発表! 気になる契約先は…

2018年02月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

天才スプリンターのセカンドキャリアが幕を開ける。

今年1月から南アフリカの強豪マメロディ・サンダウンズでトレーニングを積んできたボルト。陸上界からの引退の原因となったハムストリングの状態も上向いているようだ。 (C) Getty Images

 ついに天才スプリンターのサッカーキャリアが幕を開ける。
 
 現地2月27日、元陸上男子短距離のスーパースターで、100m走と200m走の世界記録保持者である元ジャマイカ代表のウサイン・ボルトが、今夏に開催されるチャリティーマッチに出場することを発表した。
 
 誰もが待ち望んできたサインだ。前日の26日にボルトは自身のツイッターで、「ついにサッカークラブと契約した。チームは今週の火曜日、イギリス時間の午前8時(日本時間午後5時)に発表するよ」と動画付きで発表。そして、公言通りの時間に6月10日に行なわれる『Unicef.UK』のオールド・トラフォードでのチャリティーマッチに出場することを発表した。
 
 昨年8月にロンドンで行なわれた世界陸上を最後にトラックから離れた"人類最速男"は、かねてよりサッカー愛を公言。『FIFA』の公式サイトでも、「陸上界から引退したから、今後は純粋にサッカーを楽しみたいよ。何と言っても、僕は熱心なサッカーファンだからね」と、その本気度をアピールしていた。
 
 そして、今年1月からはクラブ・ワールドカップ出場経験を持つ南アフリカの強豪マメロディ・サンダウンズに練習生として参加。今年3月には香川真司の所属するドルトムントでのトライアル参加も決まっているが、その熱意が認められ、今回のチャリティーマッチ出場の招待を受けたと見られている。
 
 1月8日には英紙『Daily Express』のインタビューで、「俺の最大の夢は、マンチェスター・Uとの契約だ。アレックス・ファーガソンとも話をして、僕を推薦してくれるよう伝えた」と豪語していたボルト。その夢は叶えられるのか? まずは、オールド・トラフォードでのパフォーマンスに注目だ。
 
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