【J1展望】G大阪×名古屋|不安入り混じるクルピGはジョーを抑え切れるか? 先発には互いに十代の顔ぶれも!?

2018年02月23日 サッカーダイジェスト編集部

G大阪――攻撃サッカーの回帰を掲げるも不安要素が…。

故障者/G大阪=今野、アデミウソン 名古屋=新井、松本
出場停止/G大阪=なし 名古屋=なし

J1リーグ1節
ガンバ大阪 - 名古屋グランパス
2月24日(土)/14:30/パナソニックスタジアム吹田


ガンバ大阪
2017年成績:10位 勝点43 11勝10分13敗 48得点・41失点


【最新チーム事情】
●クルピ体制初陣は4-2-3-1が有力。
●高卒ルーキー福田を開幕スタメン抜擢か。
●U-17日本代表(UAE遠征)にG大阪ユースのMF岩本翔が選出。
【担当記者の視点】
「クルピ・ガンバ」は期待と不安が入り混じるなかで開幕戦を迎える。攻撃サッカーの回帰を掲げる今季、クルピ新監督の招聘とともに堅守速攻型からポゼッション型へ移行を図ってきたが、遠藤が「戦術が浸透し切れていない部分はある」と認めるように現段階での完成度は高くはない。

 そのうえ、この試合では右足首を痛めている今野が欠場する見込み。ボランチには、20歳の市丸と高卒ルーキーの福田の起用が濃厚だ。この若手コンビが余程のインパクトを残すようなら話は別だが、圧倒的な経験と実績を誇る今野不在の影響は気掛かりだ。

 そうした不安要素が重なるなかでも、果たして視界良好と言える船出を切れるのか。経験豊富な指揮官の手腕は見物だ。

次ページ名古屋――ユース所属の高校2年生・菅原を抜擢へ。

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