鳥栖・吉田豊&神戸・ポドルスキが前日会見で熱き想い!! 史上初の金曜開催でJ開幕!

2018年02月22日 荒木英喜

互いに開幕戦への熱い想いを語る。

前日会見に出席した吉田とポドルスキ。開幕戦へ向け、互いに熱い想いを語った。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグ初となる平日金曜開催の開幕カード、サガン鳥栖対ヴィッセル神戸戦に向けた前日記者会見が2月22日、ベストアメニティスタジアム内で行なわれた。鳥栖側からはインフルエンザに罹患したマッシモ・フィッカデンティ監督に代わりブルーノ・コンカコーチと吉田豊キャプテンが、神戸側からは吉田孝行監督とキャプテンのポドルスキが参加し、開幕戦への思いなどを語った。


 開幕戦で鳥栖の指揮を執るコンカコーチは「クオリティのある素晴らしいチームと明日、対戦することになります。長い時間をかけてまずはこの試合のために集中して準備してきました。明日の試合は鳥栖として良いゲームができる準備ができています」と話し、対する吉田監督は「鳥栖さんはハードワークしてくる素晴らしいチームですので明日の試合はお互いに激しい試合になると思っています。自分たちも負けないように全力で戦っていきたい」と語り、互いに万全の準備をしてきたことをアピールした。
 
 さらに吉田豊は「神戸さんと僕らが一生懸命、全身全霊で戦うことによって、観てくれている人たちに勇気と感動を与えられる試合を開幕戦で見せることで、このあとに続くJリーグが盛り上がっていくと思います」と、今シーズンの戦いの火蓋を切る一戦で、熱い試合を見せることを約束すれば、一方のポドルスキは「Jリーグの歴史上、初めて金曜の夜に開幕戦ができる。その場にいられるというのはすごく光栄なことです。これまでも、しっかりトレーニングキャンプでやってきたことを明日、表現できればいいなと思っています」と、Jリーグで初めて金曜開催で行なわれる開幕戦のピッチに立てる喜びを交じえつつ、意気込みを語った。

 開幕戦は34試合中の1試合だが、それ以上の重みを持つことがある。それについて両指揮官はこう語った。

「私たちはACL出場という目標があります。そのためには開幕から勝っていかないと厳しい状況になってくる。そういう意味では非常に大きな試合だと思っています」(吉田監督)
「しっかりと勢いがつくような(試合にしたい)。開幕に勝つことで今季、準備してきたものが良いものだったと自信を持てる」(コンカコーチ) 

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