「美しかった」「自分の未熟さを…」長友佑都が金メダリスト・小平奈緒の振る舞いを激賞!

2018年02月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

スピードスケートの女王が同じ86年生まれであると知った長友は…

小平(中央)がイ・サンファ(右)にみせたスポーツマンシップ。この行動に長友(左)は様々なことを感じたという。(C)Getty Images

 稀代のSBは金メダルを掴んだ同年代のアスリードから多くの刺激を受けているようだ。
 
 20日、日本代表の長友佑都(ガラタサライ)が自身のツイッターを更新。「スケートの小平選手と韓国選手の試合後の抱擁は美しかった」と投稿し、平昌五輪の金メダリストが見せたスポーツマンシップに言及した。
 
 18日に行なわれたスピードスケート女子500メートルで小平奈緒が五輪新記録の36秒94で金メダルを獲得。一方、母国で五輪3連覇を狙ったイ・サンファ(韓国)は銀メダルに終わり、リングで悔し涙を流していた。すると、新女王はレース直後に好敵手を抱きしめ、慰めの言葉を掛けたのだ。
 
 世界中から賞賛の声が届いた小平の行動。これに対し、長友は「アスリートとしてではなく、1人の人間として、誇り、情熱、尊敬すべてが入り混じったシーンだった」と語り、多くのことを感じ取ったという。
 
 また、小平と同じ86年生まれということも、深く考えさせられる要因になったようだ。「あと小平選手と僕は同い年だと知り、自分の未熟さを感じた。あんな行動なかなかできないよ。頑張れよ俺。。と投げかける一日」という言葉からも、自身と向き合っている様子が窺えた。
 
 これまでも長友は真摯な態度でサッカー界を牽引し、様々な結果を残してきた。日本を代表するSBはさらなる高みを目指し、今回得た学びをどう生かしていくのか。6月にロシア・ワールドカップを控えるだけに今後のプレーから目が離せない。
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