チェルシーのペドロ、古巣バルサとの対戦に自信「メッシは世界最高だけど、無敵じゃない」

2018年02月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「恐れがあればやられる」と強気な姿勢。

メッシの偉大さに触れながらも、バルサ戦での勝利を誓ったペドロ。リーガとCLで無敗を貫く古巣の快進撃を止められるか。(C)Getty Images

 チェルシーFWのペドロ・ロドリゲスは、バルセロナとリオネル・メッシの偉大さを誰よりもよく知っている。そのうえで彼は、チャンピオンズ・リーグ(CL)での対戦を前に、「メッシも無敵じゃない」と述べた。

 2015年からチェルシーでプレーするペドロは、それまでに所属していたバルセロナでリーガ・エスパニョーラ優勝5回、CL制覇3回と数多くのタイトルを獲得に貢献した。バルサの黄金期を支えたひとりと言っていいだろう。

 英紙『The Telegraph』によると、現地時間2月20日のCL決勝トーナメント1回戦第1レグを前に、ペドロは「恐れはまったくない。恐れがあればバルサにやられる」と、強気な姿勢を強調した。

「僕らにとってはハードな、大変な試合になるだろう。だけど、チームが本当に団結して戦えば、サッカーはどうなるか分からないものだ」

 さらにペドロは、メッシについても「間違いなく世界最高の選手だけど、無敵ではない」と主張している。

「僕らにはラウンドを突破する可能性がある。ただ、相手はバルセロナであり、そこにはもちろんメッシがいる。彼を止めるのは非常に難しい。とても速くて巧くて、クレバーなんだ。だけど、(止めるのは)決して不可能じゃない」

 もちろん、メッシに対する敬意は忘れていない。ペドロは「彼は別次元のレベルの選手。彼のプレーを真似るのはとても難しいことだ」と賛辞を寄せた。

「世界にふたりといない選手で、だれも彼のようにはできない。だから、彼と同じチームでプレーできたのは、僕にとって特別なことなんだ」

 バルセロナでプレーしたことを「名誉」と語るペドロだが、「いまはチェルシーにおり、大いなる誇りをもって、このユニホームのエンブレムを守らなければいけない」と、バルサ戦に向けて意気込んでいる。

「この試合に勝って、次のラウンド(準々決勝)に進みたい」

 今シーズンのバルサはリーガで2位のアトレティコ・マドリーに勝点7差をつけて首位に立ち、コパ・デル・レイでも決勝に駒を進めるなど、3シーズンぶりの3冠達成をめざしている。はたしてペドロとチェルシーは、メッシとバルサの野望を止めることができるのか。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事