レアル・マドリー好きの“ハビ”フェルナンデス! 五輪で初のメダル獲得にリーガ公式も歓喜&祝福!

2018年02月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「叶えられない夢などないことを彼は教えてくれた」

至高のバトルを繰り広げた宇野、羽生、そしてフェルナンデス(左から)。スペインの芸術家は日本での人気も知名度もすこぶる高い。(C)Getty Images

 2月17日、ピョンチャン冬季五輪のフィギュアスケート男子はフリー競技が行なわれ、羽生結弦が2大会連続の金メダルに輝いた。宇野昌磨も2位に食い込み、日本人選手によるワンツーフィニッシュが実現。表彰台にふたりの日本人選手が同時に上がるのは、五輪フィギュアでは男女を通じて史上初の快挙だ。
 
 そんな日本の最強デュオと、2日間に渡ってハイレベルなバトルを繰り広げたのが、銅メダルを手に入れたハビエル・フェルナンデス(スペイン)だ。26歳を迎えた氷上のファンタジスタは、首都マドリードのアルチェという街の出身。幼少期からレアル・マドリーの大ファンで、現所属選手たちとも交流を続けている。

 
リーガ・エスパニョーラ15節(昨年12月10日)には、ヘタフェvsエイバル戦の会場に招かれ、始球式に臨んだ。サッカー好きで、日本での知名度も高いため、柴崎岳と乾貴士による日本人対決の盛り上げにひと役買ったのだ。
 
 今回の銅メダル獲得を受け、スペイン国内は現地時間の早朝から大フィーバー。滅多に他のスポーツ競技に言及しないリーガの公式ツイッターも、感動的なお祝いツイートを掲載した。
 
「叶えられない夢などないことを彼は教えてくれた。アルチェの少年は、全国でアイスリンクが17つしかない国から羽ばたき、初めてオリンピックの表彰台に上ったのだ。おめでとう、ハビ!」
 
 祖国の英雄となったハビエル・フェルナンデス。帰国後、愛するマドリーの本拠地サンチャゴ・ベルナベウで銅メダルを披露……なんて展開があるかもしれない。
 
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