注目のPSMはFC東京が横浜を撃破!!久保建英は78分から途中出場

2018年02月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

開始早々に生まれた前田遼一のゴールをFC東京が最後まで守り切る!!

78分からピッチに立った久保。目に見える形で結果は残せなかった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 17日、味の素スタジアムで「2018 Jリーグプレシーズンマッチ presented by 東京ガス」FC東京対横浜F・マリノスの一戦が行なわれた。

 FC東京は長谷川健太監督、横浜はポステコグルー監督が今季から指揮官に就任。開幕まで残り1週間となったこの時期に、新監督の戦術がどこまで浸透しているのかに注目が集まった。

 FC東京は4-4-2の布陣で臨み、GKに林彰洋、CBには森重真人とチャン・ヒョンスの日韓代表コンビを配置し、サイドバックは右に室屋成、左に太田宏介。ボランチは髙萩洋次郎、米本拓司を起用し、中盤の両翼に東慶悟と大森晃太郎を並べた。最前線は前田遼一、ディエゴ・オリヴェイラの2トップで、16歳の久保建英はベンチスタートとなった。

 対する横浜は4-3-3でスタート。GKに飯倉大樹、CBは中澤佑二とミロシュ・デゲネクのコンビが起用され、松原健が右、山中亮輔が左のサイドバックに入った。中盤は喜田拓也をアンカー、中町公祐と天野純をインサイドハーフ、前線は左からユン・イルロク、伊藤翔、イッペイ・シノヅカのトリオでキックオフを迎えた。

 試合は開始早々に動く。FC東京は5分、クリアをボールを拾った前田が隙を見逃さず、GKの頭上を冷静に打ち抜いて先制弾。早い段階でリードを奪ったFC東京は横浜にボールを持たれるが、最後のところで身体を張った守りを見せ、簡単にゴールを与えない。19分にはユン・イルロクを室屋が倒してPKを与えたが、ここは守護神・林が伊藤のキックを完璧に読み切ってみせた。

 1-0で迎えた後半も統率の取れた守備を見せるFC東京に対し、横浜がボールを保持する展開に。互いの特長を出し合い、果敢にゴールを狙った。そして、78分に注目の久保が前田に代わってピッチに登場。シンプルなパス裁きでカウンターの起点になるなど、短い時間の中で持ち前の技術力を発揮したが、ゴールに結び付くプレーはできなかった。

 序盤のリードを最後まで守り切ったFC東京は1-0で横浜を下し、開幕に向け弾みを付ける勝利を掴んだ。

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