25秒間リフティングが待望の再開! 山形、柏、横浜のルーキートリオは家長の牙城に迫れたのか!?

2018年02月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

意気揚々と挑んだ中村駿太はまさかの4秒でボールを落下!この展開に…

青森山田から山形に加入した中村。田中陸(柏)の記録を超えると宣言していたのだが...写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 いよいよ開幕まで1週間。Jリーグは25周年を迎える今シーズンを記念し、「25秒間チャレンジ」と銘打った動画企画を公式ツイッター上で展開している。
 
 ルールは簡単で25秒の間に何回リフティングができるか。ここまで大久保嘉人、家長昭博(ともに川崎フロンターレ)、倉田秋、初瀬亮(ともにガンバ大阪)、小川慶治朗、三田啓貴(ともにヴィッセル神戸)の6選手が、そして"番外編"として槙野智章(浦和レッズ)も挑戦している。
 
 2月16日時点の最高記録は家長の98回。衝撃の数字を叩き出した国内屈指のレフティーを超えるべく、今回登場したのは世代別代表歴を持つ高卒ルーキートリオだ。
 
 まず1番手で登場したのは、昨春に柏レイソルU-18から青森山田高に転入して今冬の高校サッカー選手権に出場した中村駿太(モンテディオ山形)。

 鋭い得点感覚を持つストライカーはリフティング開始前から「田中陸選手の記録を超えます」と同期への対抗心を見せ、気合十分でリフティングに挑んだ。しかし、開始4秒でボールを落下するという予想外の展開に……。これには周囲で見守っていた仲間たちも思わず失笑。すると、「今のはノーカウント」と言いたげな中村の表情が功を奏したこともあり、再びチャレンジを許されると、仕切り直しとなった2度目は順調にボールを突いて59回を記録、なんとか期待のルーキーの面目は保った。

 続いて登場したのは中村に挑戦状を突き付けられていた柏U-18出身の田中陸(柏)だ。中盤とSBに対応可能な新鋭は、高校2年生まで同じチームで戦った盟友の記録を打破せんとリフティングを開始。プレー同様に巧みなボールコントロールで順調に回数を重ね、見事に中村の数字を超える70回でフィニッシュしてみせた。
 
 そして、トリを飾ったのが横浜F・マリノスの生駒仁だ。鹿児島城西高時代から身体能力の高さを買われていたCBは、リズムよくボールに触れて数字を伸ばしていく。しかし! 残り4秒に差し掛かったところでボールを落としてしまい……あえなく54回で終了する結果となった。
 
 高卒ルーキー組は家長の記録には遠く及ばず。改めて、98回という記録の凄さを思い知らされる結果となった。はたして、家長の記録を更新する選手は現われるのか。今後の25秒間チャレンジの行方から目が離せない。
 
 ここまでの記録は下記の通り。

1位 家長昭博(川崎) 98回
2位 槙野智章(浦和) 86回
3位 初瀬 亮(G大阪) 86回
4位 倉田 秋(G大阪) 84回
5位 大久保嘉人(川崎) 76回
6位 小川慶治朗(神戸) 75回
7位 田中 陸(柏)  70回
8位 三田啓貴(神戸) 61回
9位 中村駿太(山形) 59回
10位 生駒 仁(横浜) 54回

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