ピッチ外での再戦? 開幕前の祭典で山口蛍が小林悠に心理戦を仕掛ける⁉

2018年02月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

ゼロックス杯はC大阪に軍配。川崎の印象を聞かれた山口は…

10日のゼロックス杯で対戦した両雄は4月11日に再戦する予定だ。写真:徳原隆元

 Jリーグのキックオフカンファレンスが2月15日、15時30分から都内で行なわれ、J1からJ3の全54クラブの監督と代表選手1名が集結。この模様はDAZNで中継されており、選手たちが今季の意気込みなどを語っている。

 そんな華やかな雰囲気で行なわれている開幕前の祭典で、いきなり豪華ツーショットが実現した。10日のゼロックス・スーパーカップで相まみえた両者、C大阪・山口蛍と川崎・小林悠の日本代表コンビだ。

 小林が先に登場していたところに山口が加わる形となった今回の共演で、先に笑いを取ったのは桜軍団のキャプテン。前日にACLを戦った影響で韓国を朝7時に出発して日本に戻ってきたという山口は、昨日の試合で決勝点を決めた水沼宏太の父・水沼貴史氏が中継の進行役にいるということもあり、さっそく息子を賞賛。「水沼宏太選手が良い働きをしてくれました(笑)」といきなり笑いを誘ってみせた。

 その後は真面目なトークに移行。リーグ戦でも優勝候補に挙げられるだけに、気になるのは両チームの印象だ。そのなかで小林は「やっぱりセレッソは堅い。さっきも話していたのですが、守備のブロックや組織の完成度が高いなと思う」と話し、9日にゼロックス杯で戦った感想を交えながらC大阪の強さが際立っていたと語った。

 一方の山口は、「去年(のリーグ戦)はアウェーで1-5で僕たちが負けた印象が強い。その印象がまだ僕はあります」とコメント。6日前の勝利よりも、昨季の28節で味わった屈辱的な完敗の記憶が脳裏に強く残っているようだ。しかし、小林が「そんなこと思っていないでしょ!」とすかさず突っ込み、互いに苦笑いを浮かべた。

 ピッチだけではなく、トークでも絶妙な駆け引きを見せた両キャプテン。4月11日(水)に対戦する際は、どのような状況で迎えるのだろうか。

C大阪と川崎が相まみえたゼロックス杯のハイライト動画はこちら

次ページC大阪と川崎が相まみえたゼロックス杯のハイライト動画はこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事