【CL】マネのハットトリックを含む圧巻の5ゴール! リバプールが敵地でポルトに快勝

2018年02月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

マネのハットトリックなど3トップが揃い踏み。

ハットトリックを達成して満面の笑みを浮かべるマネ(右)。祝福するサラー(左)の決めたゴールも鮮やかなものだった。 (C) Getty Images

 2月13日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第1レグが行なわれ、ポルトとリバプールが対戦した。
 
 敵地に乗り込んだリバプールは、「ピッチの上で気持ちを出すことが重要だ」と試合前にユルゲン・クロップ監督が語った言葉通り、大胆なサッカーを展開すると、プレミアリーグで2位の得点力を誇る攻撃陣が火を噴き、25分に先制点を奪う。
 
 相手GKジョゼ・サのボールを敵陣で奪ったデヤン・ロブレンからジョルジニオ・ヴァイナルダムに繋ぎ、これをオランダ代表MFが果敢な仕掛けからシュート。これは相手DFに弾かれるも、こぼれ球をサディオ・マネが押し込んだ。
 
 先手を取ったリバプールはなおもポルトを攻め立てると4分後に追加点を挙げる。左サイドから仕掛けたジェームズ・ミルナーのカットインからシュートがポストを叩くも、こぼれ球を拾ったモハメド・サラーが冷静なボールコントロールで相手GKをかわして無人のゴールに流し込んだ。
 
 あっという間に2つのアウェーゴールを奪ってホームチームの戦意を削いだリバプールは、守備でもフィルジル・ファンダイクとロブレンのCBコンビを中心とした堅守を披露。ポルトを全く寄せ付けずに前半を折り返す。
 
 迎えた後半、何とか反撃したいポルトは開始とともにウインガーのヘスス・コロナを投入。これによってサイドでタメを作ることに成功。アウェーチームを押し込んで一応の効果を見せる。
 
 反撃の意思を示したホームチームの思惑とは裏腹に次点を奪ったのは、リバプールだった。53分、バイタルエリアでボールをキープしたフィルミーノのシュートを相手GKが弾いたところをまたもマネが押し込んでネットを揺らした。
 
 この対戦の結果すらも決定付ける3点目を奪取し、ポルトの戦意を完全に断ったリバプールは、相手を全く寄せ付けずに試合を掌握。すると、攻撃陣がさらなるゴールラッシュを見せる。
 
 まずは69分、ショートカウンターから敵陣左サイド深くに抜け出したミルナーからの折り返しをゴール前でフリーになっていたロベルト・フィルミーノが難なくフィニッシュ。さらに84分にはまたも速攻からマネが強烈なミドルシュートを突き刺してハットトリックを達成。勝負を完全に決定付けた。
 
 その後も危なげなく試合を進行し、ポルトの攻撃をシャットアウトしたリバプール。3トップが揃い踏みとなった5点差をつけての快勝、並びにクリーンシートを達成し、3月6日にアンフィールドでのリターンマッチを絶対的なものとした。
 
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