バレンタインデーに100歳のサポーターをチームで祝福! エバートンの粋な計らいに賛美の声

2018年02月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チャーミング」「クラブの愛情の深さを垣間見た」

エバートンの創立は1878年。ドットさんとの年齢差は、わずか「40歳」だ。(C)Getty Images

 プレミアリーグの強豪エバートンが粋な計らいだ。
 
 2月14日のバレンタインデーに、クラブはひとりの老人をトレーニングセンターに招待した。名前はドットさん。100歳を迎えたおばあさんで、筋金入りのエバートニアン(エバートン・サポーターの意)なのだという。公式ツイッターでは、ドットさんがコーチングスタッフや選手たちと楽しげにランチを共にするムービーが紹介されている。
 
 サム・アラダイス監督に花束を渡され、現コーチで元エースのダンカン・ファーガソンとハグし、DFアシュリー・ウィリアムズからは背番号100がプリントされた選手たちのサイン入りユニホームが贈られた。ちなみにこちらのドットさん。第2次世界大戦中は英国空軍の仕事に従事していたとのことで、当時の勲章らしきものも動画内で披露している。
 
 エバートンのファンならずとも、実に微笑ましく、ほっこりする映像だ。メッセージ欄には世界中から賛美する声が届き、「チャーミングな女性だ」「エバートンというクラブの愛情の深さを垣間見た」「ピープルズ・クラブだね」などなど。クラブOBで元イングランドU-21代表FWのケビン・キャンベル氏も「ドットに神の祝福あれ!」と書き込んでいる。
 
 もとより本拠地グディソン・パークでは相当な有名人で、練習場にもあしげく通ってきたというドットさん。クラブやサポーターの誰もが愛情を注ぐ、100歳の"レジェンド"なのだ。

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