再び大一番での輝き! 水沼宏太が劇的AT弾に安堵も、気持ちは次週の広州恒大戦へ

2018年02月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

僅かなほころびを見逃さない!90+3分に水沼宏太が決勝ゴール!

途中出場の高木俊幸が放ったこぼれ球から水沼がネットを揺らした。(C) Getty Images

[ACLグループステージ1節]済州 0-1 C大阪/2月14日/済州

 表示されたアディショナルタイムは3分。誰もが引き分けを覚悟した展開で背番号7がチームに勝利をもたらした。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ1節、済州ユナイテッド対セレッソ大阪の一戦が2月14日、済州ワールドカップスタジアムで行なわれた。

 一進一退の攻防を済州と繰り広げ、スコアレスで迎えた90+3分。杉本健勇が前線にボールを入れると、その2分前にピッチに入った高木俊幸がボレーシュートを放つ。これは惜しくもミートせず、ボールはGKの元へ。誰もがこのチャンスは潰えたと思った。しかし、次の瞬間、済州のGKとDFがまさかの連係ミス。走り込んだ水沼宏太の前に絶好球がこぼれ、無人のゴールに蹴り込んだ。

 殊勲の決勝ゴールを決めた水沼は元日の天皇杯ファイナルに続く、大一番での決勝ゴール。試合後のインタビューで「とにかく、勝点を持って帰ることが出来たので本当に良かった」と安堵の表情を浮かべつつ、喜びを噛み締めた。

 次戦はホームで優勝候補の広州恒大と対戦する。「中国のチームとホームで戦うけど、厳しい戦いになる」と水沼は中国のタレント集団を警戒し、劇的な勝ち方にも気を緩めていない。苦しいゲームを勝ち切り、アウェーで貴重な勝点3を掴んだ勢いそのままに、水沼は難敵撃破を誓った。

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