CL3連覇で世界王者の面目を保ちたいR・マドリー、ファンによる戦力評価は「パリSGより上」

2018年02月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベンゼマはカバーニに“惨敗”を喫したが。

『Marca』紙が実施したアンケートではマドリーのほうが戦力値が上という結果に。ただし、前線はパリSGの強力3トップが“BBC”を上回った。(C)Getty Images

 レアル・マドリーは現地時間2月14日、チャンピオンズ・リーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦第1レグで、パリ・サンジェルマンと対戦する。

 今シーズンは"白い巨人"が不振にあえいでいる一方で、ネイマールやキリアン・エムバペを加えたパリSGは、リーグ・アンでも2位モナコに勝点8差をつけて首位を快走するなど好調だ。

 それだけに、今回の対戦はパリSGが有利との見方も少なくないが、スペイン紙『Marca』の読者は、マドリーの戦力がパリSGのそれを上回ると見ているようだ。

 各ポジションの出場候補選手を比較する『Marca』紙読者のアンケートで、パリSGが"勝利"したのは、エムバペ、エディンソン・カバーニ、ネイマールのMCNトリオが居並ぶ前線。とりわけカバーニは、カリム・ベンゼマとの"対戦"で得票率90%と圧勝を収めている。

 ただ、その3選手と右サイドバックのダニエウ・アウベスを除く、残る7つのポジションで、『Marca』紙の読者はマドリーの選手たちを選んだ。ケイラー・ナバス、ラファエル・ヴァランヌ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、トニ・クロース、カゼミーロ、ルカ・モドリッチの7選手だ。

 勝者のひとりであるクロースは、「昨シーズンの我々はバイエルン、アトレティコ・マドリー、ユベントスと強豪クラブを立て続けに下し、前人未踏のCL連覇を成し遂げた。だから、こういう(強い相手と)試合をするのは楽しみなんだ」と、パリSG戦への意気込みを口にした。

「もちろん、難しい対戦になるだろう。パリSGは素晴らしいチームだからね。でも、それはマドリーも同じ。僕は試合に向けて意気込んでいるし、結果についても楽観しているよ」

 リーガ・エスパニョーラで首位バルセロナに勝点17差をつけられ、コパ・デル・レイで準々決勝敗退に終わったマドリーが、世界王者の面目を保つには、CL3連覇の大偉業をやってのけるしかない。「戦力では上」と見ているサポーターの期待に、クロースらマドリーの選手たちは応えることができるのか。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事