日本代表、久保裕也の鮮烈弾は惜しくも年間3位に!「英語のスピーチを考えてたけど…」

2018年02月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

ダブルタッチですり抜けたあの妙技が

年間最優秀ゴールは逃したものの、晴れやかな表彰式を満喫した様子の久保。シーズン後半戦も活躍が期待される(写真はヘントの公式ツイッターより)

 ベルギー・ジュピラーリーグの年間表彰式『ゴールデンシュー』が行なわれ、最優秀ゴール賞にノミネートされていた日本代表の久保裕也(ヘント)は、惜しくも3位に終わった。
 
 候補に挙がった日本代表FWの一撃は、昨シーズンの17年3月12日(30節)、メヘレン戦でのもの。久保は前半終了間際、センターライン付近中央でパスを受けると、ふたりを交わしてペナルティエリアに侵入。圧巻だったのはここからだ。狭いエリアにも関わらず、ダブルタッチで相手DFふたりの間をすり抜けると、最後は冷静にGKとの1対1を制し、スーパーゴールを完成させた。
 
 表彰式に参加した久保は自身のブログで「初めての経験で面白かったです!」と喜びを語りつつも、「賞をもらえるかもと期待して英語のスピーチ考えていましたが、結果は3位と届かずちょっと残念でした笑」と、冗談を交えながら無念の心中を明かした。
 
 それでも同席したチームメイトと写真を撮るなど、華やかなアワードの雰囲気を満喫した様子。「チームメイトとの写真です!応援して下さった皆様ありがとうございました」とサポーターに向け、感謝の言葉を添えた。
 
 久保を抑えて最優秀ゴール賞に選ばれたのは、ポルトガル人FWイボ・ロドリゲス(アントワープ)のファインボレー。なお最優秀選手賞はルディ・ウィレム・フォルマー(クラブ・ブルージュ)が受賞し、今冬のマーケットでアンデルレヒトに移籍した森岡亮太が堂々5位にランクイン。夏に加わったワースラント=ベベレンでプレーしたのはわずか5か月間ながら、堂々上位入りを果たした。

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