クルトワ、チェルシーと契約延長の意向を明かすも…「心はマドリードにある」

2018年02月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「家族のことはプライスレスなんだ」

再三、話題に上がるベルギー代表守護神の去就。様々な想いを胸に秘めるクルトワはこの先、どのようなキャリアを積んでいくのだろうか。 (C) Getty Images

 チェルシーのティボー・クルトワは今月、クラブとの契約延長交渉に臨む。現行契約は2019年までだが、クルトワは新契約にサインをするつもりだ。

 英紙『テレグラフ』によると、クルトワは母国ベルギーの『Sport Foot Magazine』で「僕たちは、2月にまた会うことで合意している。1月は、クラブに緊急でやらなければならないことがあったからね。急いではいない。契約は2019年までだ。問題ないはずだよ。僕は延長する」と、契約更新の意思を明かした。
 
「僕はここで幸せだし、僕たちは正しい方向に進んでいると思う。より多くのタイトルを目指しているんだ。エデン・アザールを引き留めようという意欲にも安心している」
 
 だが、クルトワにはレアル・マドリー移籍の噂が絶えない。実際、かつてアトレティコ・マドリーでプレーしたクルトワは、マドリードの街が自分にとって特別であることを隠さなかった。2人の子どもたちが住んでいるからだ。
 
 クルトワは、「簡単な状況ではない。僕の心はマドリードにあるんだ。当然のことだし、理解できるだろう。いつか僕は、マドリードに戻る。スペインが、あの街が大好きなんだ。素晴らしい3年を過ごした」と、マドリードへの想いがR・マドリー移籍に繋がる可能性も否定はしないと語っている。
 
「R・マドリーが関心あるなら、チェルシーに連絡をしなければいけない。様子を見よう。でも彼らはこれまで、それをしていない。本当に関心があるのなら、僕の個人的事情はそれに影響するかもしれない。家族のことはプライスレスなんだ」
 
 とはいえ、「繰り返すけど、今のところはチェルシーと契約延長について話すので忙しいんだ」と強調するクルトワ。だが、将来的なスペイン移住の考えを明かしたことで、今後も去就に関する騒ぎが続くことになりそうだ。
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