ハメス2世と謳われる超逸材がマンUの練習に参加! 夏の加入がほぼ確実とも

2018年02月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

その名は「ウィルソン・ティルベ」

コロンビア国内だけでなく、欧州のメガクラブ間で争奪戦が繰り広げられているティルベ。すんなりマンU行きが決まるのか!?(写真が選手本人のfacebookより)

 1月末から約1週間に渡って、マンチェスター・ユナイテッドのアカデミーで汗を流したのが、コロンビア出身の16歳のアタッカー、ウィルソン・ティルベだ。
 
 自身のfacebookにアカデミーの玄関で撮影した写真を投稿し、「僕はいま、希望と夢の中にいる」とあどけなく綴った少年は、コロンビア国内でハメス・ロドリゲス2世と謳われる超逸材。現在は下部リーグに属する地元カルタヘナのクラブに籍を置くが、国内の強豪クラブはもちろん、欧州のメガクラブがすでに水面下で争奪戦を繰り広げているという。そんななか、マンUがどこよりも早く練習参加に漕ぎつけた。英紙『The Mirror』や『The Sun』など複数のメディアが「夏のマンU加入は決定的」と報じているのだ。
 
 ジョゼ・モウリーニョ政権が発足した2016年夏以降、マンUはポルトガル人指揮官の号令のもと、世界中からヤングタレントをかき集めている。『The Sun』は「モウリーニョが長期的な視野でのチーム強化に打って出た。自身の長期政権を支える礎とするつもりだ」と分析。昨年の夏にはパリ・サンジェルマンからアリュー・トラオレを、チェルシーからディション・ベルナールを、そしてエスパニョールからアルナウ・ピグマルを獲得した。いずれも当時16歳のビッグタレントで、ピグマルに関してはバルセロナとの激しい争奪戦を制しての引き抜きだ。
 
 ティルベは、マンUのアカデミーが練習に招待した初めてのコロンビア人。母国の英雄・ハメスと似たタイプのプレーヤーで、背番号10のポジションを担う。マンU・アカデミースタッフがどのような評価をしたのかは漏れ伝わっておらず、加入の現実味も定かではないが、「ウィルソン・ティルベ」覚えておいて損はない名前と言えそうだ。
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