「キャプテン翼を読んで育った僕にとって…」J2愛媛退団の安田晃大が南葛SCへ移籍

2018年02月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「早くユニホームを着てプレーしたくてうずうずしています!」

J2から東京都1部へ舞台を移すことになった安田だが、憧れのユニホームに袖を通せる嬉しさが強いようだ。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 東京都社会人サッカー連盟1部リーグに所属する南葛SCが2月6日、2017シーズン限りで愛媛FCを退団していたMF安田晃大を完全移籍で獲得したことを発表した。


 ジュニアユース時代からガンバ大阪で育った安田は、G大阪でプロキャリアをスタートさせたのち、ギラヴァンツ北九州、東京ヴェルディ、ガイナーレ鳥取などを渡り歩き、2015年に愛媛FCに移籍。2年半で44試合・2得点の成績を残した。

 移籍先の南葛SCは、1983年に葛飾区立常盤中サッカー部OBを中心とした「常盤クラブ」として誕生。その後、葛飾区サッカー連盟からJクラブを目指す動きの中で組織改革がなされ、2013年には漫画『キャプテン翼』の作者、高橋陽一氏を後援会会長に迎え、チーム名を「南葛SC」に変更して再始動。当時東京都3部だったチームは現在、同1部まで上昇を続けている。

 安田はクラブ公式サイトを通じて、次のコメントを残している。
「南葛SCのファン・サポーターの皆さん、はじめまして、安田晃大です。南葛SCに加入することができ、大変うれしく思っています。高橋先生はじめ、フロント、スタッフの皆さんに感謝しています。『キャプテン翼』を読んで育った僕にとって、南葛SCでプレーできることを、とても誇らしく思っています。早くユニホームを着てプレーしたくてうずうずしています! 南葛SCの関東2部リーグ昇格、そしてさらにもっともっと上へいくために、責任と覚悟を持って全力でプレーします! 皆さん一緒に戦いましょう! そして南葛SCを一緒に盛り上げていきましょう! よろしくお願いします!」

 また、愛媛のファン・サポーターに対しては、「愛媛FCサポーターの皆さん、2年半応援ありがとうございました。愛媛という街が大好きになりました。愛媛FCのこれからの活躍楽しみにしています。ありがとうございました」と感謝の言葉を残している。
 
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