レスターが総額94億円のメガオファーを一蹴! 英雄マハレズに付けた値札は驚きの…

2018年02月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

マハレズはまたしても願いが叶わず…

夏に続いてメガクラブへのステップアップ移籍が流れたマハレズ。はたしてその心中やいかに。(C) Getty Images

 レスター・シティが、ライバルクラブから届いたメガオファーを一蹴したようだ。
 
 現地1月31日、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターは、マンチェスター・シティからのリャド・マハレズに対する獲得オファーを拒否。ついには交渉が決裂したと、英国メディア『Sky Sports』などが一斉に報じた。
 
 昨夏からメガクラブでの挑戦を望み、幾度となくステップアップ移籍の可能性が報じられてきたマハレズ。その想いは今冬も強まっていたようで、30日にはクラブに対してトランスファーリクエストを提出したほどだ。

 そんなアルジェリア代表MFの引き抜きに狙いを定めたのがシティで、レスターに対して3度のオファーを提示。だがいずれも足蹴にされ、31日には4度目となる総額6500万ポンド(約94億2500万円)にのぼる「現金+選手譲渡」のパッケージオファーで揺さぶりをかけたものの、結果的に折り合わなかったのだ。
 
『Sky Sports』によれば、マハレズと2020年6月までの契約を結んでいるレスターは、強気な姿勢を崩さなかったという。なんと「現金+選手譲渡」で総額9500万ポンド(約137億7500万円)の"逆オファー"を突きつけたのだ。これにさすがの金満シティも「市場価値に見合っていない(Sky Sports)」と判断し、ギブアップしたようだ。宿敵マンチェスター・ユナイテッドに狙っていたアレクシス・サンチェスを奪われたが、その際もサンチェス側からの超高額なサラリーの要求を受け、撤退を余儀なくされていた。
 
 さて、火種が燻ぶりそうなのがレスターだ。今回シティからのオファーを蹴ったことで、マハレズが不満を抱く可能性は否定できない。クラブ側からすれば唯一無二であるメインキャストの流出を阻止した格好ながら、アルジェリア代表の韋駄天がすんなり意識を切り替えられるかどうか。

 ちなみに水曜日のプレミアリーグ25節、エバートン戦の遠征メンバーには、端から含まれていなかった。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事