名手マスチェラーノの中国行きがほぼ確定!バルサに支払われる移籍金は意外にも…

2018年01月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

ACLでのJリーグ勢との対戦は来季以降に

在籍7年半で出場試合数が外国籍選手で歴代4位、獲得したトロフィーは17個にのぼる。マスチェラーノは紛れもない、バルサのレジェンドだ。(C)Getty Images

 バルセロナは1月23日、今月中にアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノが退団し、新たなクラブに移籍すると発表した。
 
 移籍先は明言されていないが、昨年末にクラブ間合意に達している中国・河北華夏と見て間違いないだろう。同クラブを率いるチリ人指揮官、マヌエル・ペレグリーニも先週末にマスチェラーノの入団を公言しており、中国の地元メディアはその移籍金が1000万ユーロ(約13億円)になると報じている。現地時間の水曜日に本拠地カンプ・ノウでの記者会見に臨み、木曜日のコパ・デル・レイ準々決勝(第2レグ)のエスパニョール戦で、ホームサポーターに別れの挨拶を行なう予定だという。
 
 2010年夏にリバプールからバルサに入団したマスチェラーノ。出場した公式戦は334試合にのぼり、これはバルサにおける外国籍選手の歴代4位の数値だ。その上を行くのはリオネル・メッシ、フィリップ・コクー、ダニエウ・アウベスの3選手のみである。在籍した7年半で、獲得したトロフィーの数は17個に及ぶ。
 
 今シーズンはサミュエル・ウンティティの台頭と筋肉系の故障もあって、ここまで7試合の出場にとどまっていた。ロシア・ワールドカップに向けて試合勘とコンディションを維持したい選手本人が、昨年末に1月の移籍を希望。リーベル・プレート時代の恩師であるペレグリーニ監督の誘いや同胞エセキエル・ラベッシの存在もあり、河北華夏行きを決断したようだ。バルサは年明け早々にパルメイラスからCBジェリー・ミナを獲得し、すでにマスチェラーノの穴埋めを完了していた。
 
 2月上旬にも河北華夏のプレシーズンキャンプに合流する「潰しの名手」。アジアに活躍の場を移すわけだが、河北華夏は残念ながら今季のアジア・チャンピオンズリーグにエントリーしておらず、Jリーグ勢との対戦は叶わない。
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