いよいよ実現間近!サンチェスとムヒタリアンのトレードは「両クラブにとって良いビジネス」か?

2018年01月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

大型トレードは吉と出るか凶と出るか。

マンチェスター・Uへの移籍が間近に迫ったサンチェス。メディカルチェックの結果を待って発表される見通しだ。(C)Getty Images

 連日に渡って騒がれているアーセナルのアレクシス・サンチェスとマンチェスター・ユナイテッドのヘンリク・ムヒタリアンのトレードが、いよいよ実現に迫りつつあるようだ。

 英『BBC』は現地時間1月20日、ムヒタリアンがアーセナルへの移籍に合意したと報じた。21日と22日にメディカルチェックを受けるという。一方、サンチェスも21日にマンチェスター・Uのメディカルチェックを受けている。

 アーセナルは20日のクリスタル・パレス戦で4-1と快勝したが、サンチェスは試合を欠場した。『BBC』によると、アーセン・ヴェンゲル監督は「北(マンチェスター)に移動しながら、同時にサッカーをすることはできないからね」と、サンチェスがメディカルチェックに向かったことを明かしている。

 一方、同日のバーンリー戦を1-0と制したマンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督も、サンチェス加入が目前と認めた。英紙『The Daily Telegraph』によると、同監督は「すぐか、二度とないかのどちらかだと思っている」と述べている。

「とても、とても、とても近いと思う。今じゃなければ二度と実現しないと思うほどだ。だから、私はポジティブだよ。クラブの全員がやれることをすべてやっている。成功すると思うよ」

 いよいよ実現間近となったビッグクラブ同士の大型トレード。元イングランド代表のアラン・シアラー氏は、BBCで「両クラブにとって良いビジネスだと思う」と、好意的な見解を示した。

「アーセナルは残留を望まない選手を取り除くことになる。でも、彼らは同時に、マンチェスター・Uではフィットしなかったかもしれないが、そこで見せたよりもずっと優れた選手を獲得する」

 サンチェスとムヒタリアンのトレードは、両クラブにとって吉と出るのか凶と出るのか。シーズン後半戦の両選手が大きな注目を集めることは確かだろう。
 
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