【水戸│新体制】新監督、新クラブハウス、12名が新加入! チーム「一新」で2018年へ

2018年01月22日 根本靖幸

新たな水戸のスタイル確立を期待させる会見に。

新体制発表会に臨んだ新加入選手たち。左下から黒川淳史、松井謙弥、冨田大介、仲田建二ヘッドコーチ、長谷部茂利監督、田中遼太郎コーチ、木村祐志、ジエゴ、ジェフェルソン・バイアーノ。左上から岸本武流、長谷川凌、ンドカ・ボニフェイス、平野佑一、大原彰輝。写真:根本靖幸

 2018シーズンを戦う水戸の新戦力が1月20日、Ksスタにて多くのサポーターが見守るなか披露された。冒頭、沼田邦朗社長はあいさつのなかで「今年はJ1ライセンスを取りに行く」と高らかに宣言。合わせて発表された今年のスローガン「一新」になぞらえ、長谷部新監督を迎え入れたことに加え、来月から稼働が始まるクラブハウスの運用などにも触れ、新天地に一歩踏み出す今の熱き思いを吐露した。
 
 次に、その長谷部茂利新監督があいさつに立ち、「始動後、10日あまりだが選手らの表情は日々とてもいい顔つきになっていて我々を驚かせてくれている。だが長いシーズンはいろいろなことがあるだろう。そんな時にみなさんの後押しで逆境を乗り越えていきたい」と抱負を語った。
 
 続いて新加入12選手の紹介となり(前寛之はケガのため、欠席)、徳島から加入した木村祐志は「背番号10ということで期待の大きさを痛感している。水戸の勝利の為に全力を尽くしたい」と決意を語った。洋々たる前途とは言い難い今季の水戸。だが、一新されたゼロからのリスタートがいい意味での切磋琢磨を産んでおり、新たなる水戸のスタイル確立を期待させてくれる会見となった。
 
取材・文●根本靖幸(フリーライター)

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