C・ロナウド獲得の必要経費は520億円とマンUが試算!? マドリーファンは7割が移籍を容認

2018年01月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

モウリーニョ監督も獲得を了承したという

マンUはクラブだけでなく、ファンもかつてのエースの復帰を歓迎するだろうか!? 写真は、2013年のチャンピオンズ・リーグでオールド・トラフォードにマドリーを迎えた際。 (C) Getty Images

 レアル・マドリーのクリスチアーノ・ロナウドは、契約延長を巡ってフロレンティーノ・ペレス会長と衝突し、古巣マンチェスター・ユナイテッドへの復帰を検討しているといわれる。

 スペイン紙『アス』によると、同国のメディア『セクスタ』は現地時間1月18日、マンチェスター・Uも「C・ロナウド復帰大作戦」にゴーサインを出したと報じた。
 
 2017年のC・ロナウドは、クラブ通算12度目の欧州制覇やクラブワールドカップ連覇に貢献し、自身は2年連続通算5度目のバロンドール受賞と、数々の栄光を手にした。それだけに、リオネル・メッシらとのサラリー差が不満で、契約を更新しないペレス会長に「騙された」と感じていると騒がれている。
 
 シーズン後の去就が取り沙汰されるC・ロナウドの新天地候補は、2003年から09年まで在籍したマンチェスター・Uだ。だが、彼の獲得には莫大なコストがかかるのは言うまでもない。そのため、実現は難しいとの声もあった。
 
 しかし『セクスタ』によると、マンチェスター・UはC・ロナウド復帰に要するコストを試算。移籍金2億ユーロ(約260億円)を含め、合計で4億ユーロ(約520億円)と計上し、メディアでのインパクトやマーケティングによって投資額を取り戻せるとの結論に達したという。
 
 また報道では、マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督も、マドリーで共闘した同胞であるC・ロナウドの加入を了承したとされている。
 
 取引が実現すれば、マドリーにとっては一大事だ。だが、サポーターの心もC・ロナウドから離れつつあるのかもしれない。アス紙のアンケートでは、約13万人のうち、67パーセントものファンが「(マドリーでのプレーを)続けるべきではない」と回答した。実に7割近いサポーターが、C・ロナウドの移籍を容認しているのだ。
 
 長年にわたりエースとして君臨してきたC・ロナウドが、ついにスペインの地を去ることになるのか注目される。
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