井手口陽介、今週末のデビューなるか!? 地元紙は「オサスナでの“初演”を目指す」

2018年01月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブの公式ツイッターではスペイン語でメッセージ

今週末に大いなる一歩を踏み出すことになるか!? 写真は日本代表でのもの。 (C) Getty Images

 今冬、ガンバ大阪からイングランド2部のリーズへ移籍し、そこからレンタルでスペイン2部のクルトゥラル・レオネサに加入した井手口陽介。週末のセグンダ・ディビシオン(2部リーグ)でのデビューに向けて準備中と、地元紙『ディアリオ・デ・レオン』が伝えている。

 レオネサは現地時間1月21日(日本時間1月22日0時キックオフ)、リーグ第23節でオサスナとのアウェーマッチに臨むが、同紙は「井手口陽介はオサスナでの"初演"を目指す」との見出しをつけ、改めてこの日本からの助っ人を紹介した。
 
「次のワールドカップ(ロシア大会)に出場したいと思っている僕にとって、このクラブは理想的な場所です」
 
「(クラブが所在する)レオンという街が好きです。できるだけ早くチームに適応し、ここのサッカーに慣れていきたいと思います」
 
 このように入団会見時のコメントを引用し、井手口がチームの2部残留を目標としており、11日の練習初日からここまで、常に全力を出してオサスナ戦での実戦デビューを目指して準備していると綴っている。

 また同紙は、この冬のチーム補強についても触れており、背番号19を与えられた井手口は、昨夏にカタールのアカデミーからこのレオネサに加入するも怪我で帰国したアーメド・モエインに代わる存在と捉えている。なおここまで、レオネサは井手口を含む5人の選手を獲得し、逆に3人を放出。他にも2人の移籍の可能性があるようだ。
 
 報じられているように、全力で練習に取り組んでいる井手口は、日に日にチームに溶け込んでいるようで、クラブの公式ツイッターでは、チームメイトと肩を組みながら、ファンにスペイン語でメッセージを送る元気な彼の姿を見ることができる。

 22節(全42節)を終えて、22チーム中の16位と下位にいるレオネサ。現在の獲得勝点26は、降格圏(19位のバルセロナB)からはわずか5差しか離れておらず、今後も厳しい戦いが待ち受けている。井手口にかかる期待と責任は、決して小さくはない。

 果たして今週末、レオネサのユニホームを身に纏い、スペインのピッチに立つ井手口の姿が見られるだろうか。
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