小林&大久保のホットラインが復活!! 王者・川崎、今季初の対外試合で12-0の大勝!

2018年01月17日 江藤高志

大久保のアシストから小林がゴール、「何の問題もなかった」。

小林との連係で1アシストを記録した大久保。幸先の良いスタートを切った。写真●江藤高志

 2017年シーズンのJ1王者である川崎フロンターレが1月17日、鵬翔高と今季初となる練習試合を行なった。会場は1次合宿が行なわれている宮崎県の綾町にある錦原運動公園で、試合形式は30分×3本だった。
 
 1本目は小林悠や奈良竜樹などのメンバーに新加入の大久保嘉人、守田英正といった選手を組み合わせたもの。今季初ゴールは3分にPKを決めた小林のゴールで、その後CKから奈良、さらに大久保のアシストから再び小林が決めて3-0のスコアだった。
 
 幸先よく2ゴールを決めた小林は1試合目を終え、「ワクワクしていますし、いろいろな大会がありますが、どのメンバーが出てもしっかり戦えるチームになると思います」と話す。また大久保との連係については「やりやすかったです。よく見てくれますし、信頼関係もできています。何の問題もなかったです」と手応えを語った。
 
 メンバーを入れ替えて臨んだ2本目は、赤崎秀平や下田北斗に加え、大卒ルーキーの脇坂泰斗といったメンバーが出場。知念慶と脇坂がともに2ゴール。またタビナス・ジェファーソンのクロスがOGを誘い、5-0となった。
 
 中村憲剛、家長昭博、阿部浩之といったおなじみのセットに知念が加わった前線が編成された3本目も、着々と加点。4分に阿部のゴールで口火を切ると、12分にも阿部が追加点。さらに家長が3点目を決めると、終了間際にはU-18の宮代大聖が4点目を決め4-0となった。練習試合はここで終了。30分×3本で合計12-0の大差での勝利に終わった。
 
 なお、この試合について鬼木達監督は「(高校生との試合だが)相手云々ではないということでスタートして、全員が精力的に1本目からそういう取り組みをしてくれたので、2本目、3本目がまた刺激を受けてずっとやり続けてくれた」と述べ高く評価していた。

取材・文●江藤高志(川崎フットボールアディクト編集長)
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