【U-23】2戦連続ゴール中!攻守で存在感を示す板倉滉は“森保ジャパン”の軸になるか

2018年01月14日 サッカーダイジェスト編集部

「入った瞬間、びっくりした」

186センチの長身を備える板倉。空中戦でも存在感を発揮する。(C)getty images

[U-23アジア選手権]日本 1-0 タイ/1月13日/中国・江陰
 
 U-23アジア選手権に臨んでいるU-21日本代表は、グループステージ第2戦でタイを下し2連勝。同グループのパレスチナ対北朝鮮がドローで終わっていたため、日本は2位以上を確定させ、決勝トーナメント進出を決めた。
 
 第1戦のパレスチナ戦から出色のパフォーマンスを見せているのが、20歳のDF板倉滉だ。
 
 パレスチナ戦では、味方とのワンツーで最終ラインから前線に飛び出していくと、そのまま鮮やかなドリブルシュートを叩き込んだ。そしてタイ戦では、90分に右サイドからのクロスの落としに反応し、劇的な決勝ゴールをゲット。引いた相手を攻めあぐねていたチームに勝点3をもたらしたのだ。
 
 板倉は日本サッカー協会のホームページで、「(ゴールが)入った瞬間、びっくりしました。攻めているなかで、点が入らなくて難しい試合でした。ピッチ上は全員攻撃・全員守備、また試合に出ている選手も出ていない選手も含めて、チームがひとつになったからこその勝利です」と苦しみながらもチーム一丸となって勝ち取った試合を振り返っている。
 
 もちろん本職の守備でも身体を張り、2試合連続の完封に貢献している点も見逃せない。森保一監督からの評価も高まっているだろう。好アピールを続ける板倉は、これまでもコンスタントに世代別代表に選ばれているが、10月に発足したU-21チームでも要となるかもしれない。次戦の北朝鮮(16日)、またその後の決勝トーナメントでの活躍にも期待したい。
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