ユベントス、アッレグリ監督の後任候補に“レジェンド”ジダンをリストアップか!?

2018年01月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

2001年以来の共闘はあり得るか?

欧州主要リーグで監督の玉突き人事が起こりそうな今夏。マドリーに続いて、古巣を率いるジダンの姿を見てみたい気もするが……。写真は昨季CL決勝でのジダン、アッレグリ両監督。 (C) Getty Images

 マッシミリアーノ・アッレグリはユベントスと2020年までの契約を結んでいるが、今シーズン限りでの退任が濃厚と見られているアントニオ・コンテ監督の後釜として、チェルシーが狙っているという。

 他にも、アーセナル、レアル・マドリー、パリ・サンジェルマンが関心を示し、さらにはイタリア代表の後任候補にも名が挙がるなど、引く手あまたのアッレグリ監督。今シーズン開幕前もプレミアリーグ行きが噂された指揮官が、今夏で新天地を求める可能性は十分にある。
 
 ユベントスは慰留する意向だが、同時に後任候補として様々な名前が早くも噂に挙がってきている。
 
 ルチアーノ・スパレッティ(インテル)、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ(ローマ)、シモーネ・インザーギ(ラツィオ)といったセリエAで指揮を執る監督の他、現在はロシアのゼニト・サンクトペテルブルクを率いる、実績十分のロベルト・マンチーニ……。
 
 そして1月12日付の国内紙『コリエーレ・デッロ・スポルト』は、このリストに、現在はレアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダンが加わったと報じている。
 
 ジダンといえば、現役時代はユベントスでプレー。1996年にボルドーから加入して以来、ここで大きな成長を遂げてスーパースターの座に昇り詰め、2001年に当時の史上最高額でマドリーに移籍した。
 
 昨シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝で、マドリーの監督としてユベントスと対戦した際、彼は古巣について「私はここで男になった。永遠に我が心のクラブだ」と語っていた。
 
 今シーズン、マドリーはクラブワールドカップを制して世界王座を防衛したものの、リーガ・エスパニョーラでは1試合消化試合数が少ないとはいえ、首位の宿敵バルセロナに勝点16の大差をつけられての4位に沈んでおり、ジダンへの風当たりも強くなる一方である。
 
 マドリーとは2020年まで契約を結んでいるジダンだが、たびたび監督交代の噂が浮上し、アッレグリの他、マウリシオ・ポチェティーノ(トッテナム)、そして先日は現ドイツ代表監督のヨアヒム・レーブの名が後任候補として挙がるなど、指揮官の周囲は騒がしくなっている。
 
 後半戦での巻き返しを誓い、「周囲の声に惑わされず、前を向いて進んでいく」と語っているジダンだが、マドリーとの共闘はいつまでも続くのか。そして、思い出の地であるトリノに再び赴くことはあるだろうか。
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