【横浜FC|新体制】創設20年目のメモリアルイヤー!J1昇格へ向け「夏場を過ぎても落ちない」チーム編成に

2018年01月12日 二本木昭

奥寺会長も「今シーズンこそは目標を達成したい」。

前列左から渡邊、ペ・スンジン、北爪、武田。後列左から立花、山本、戸島。写真:二本木昭

  横浜FCの新体制発表記者会見が、1月12日、横浜FC・LEOCトレーニングセンター敷地内にある西谷浄水場講堂で行なわれた。
 
 まずは、代表取締役兼COOの北川社長が「今年はクラブ創設20年目のメモリアルということで、ぜひJ1昇格を果たしたいと思います。横浜FCは不屈の向上心から生まれたクラブ。これまでクラブに関わった人たちへのリスペクトを忘れずに突き進んで行きたい」と挨拶。続いて今季のスローガン「BE BRAVE」が発表された。
 
 さらに奥寺会長から「昨シーズン感じたのは、(選手の顔ぶれなどを考えても)これでなぜ、上がれないのかということ。実際、一度は首位に立ったのに、最後には息切れしてしまった。今シーズンこそは目標を達成したいです」と言葉が。
 
 次に、新たに就任した服部ゼネラルマネージャーが「20周年という節目の年に声をかけていただいたことに、誇りと責任感を感じています。自分の役割は短期的に強いチームを作ることと、長期的に安定した強さを維持すること。福田強化ダイレクターや、タヴァレス監督と協力しながら具体的には、怪我人が出ないようコンディションマネジメントなども行ないます。選手の疲労度を計るなどのデータ分析も取り入れたい。そして怪我をしやすい状態になった選手へのアプローチの方法も確立していきたい」と語った。
 
 チーム強化の方針については、福田強化ダイレクターが「昨年1~2人の選手の怪我で戦力がガタ落ちしたという反省を受けて、苦しい時に戦える、チームを鼓舞できる7人の選手を獲得しました。また、各ポジションに競争原理が働くようにも配慮しました。夏場を過ぎても上位から落ちないチームを目指したい」と説明しており、編成への手応えをうかがわせた。
 
 タヴァレス監督には、目指すサッカーのコンセプトについての質問などがあったが、「選手の特性を見て決める」ということで、まだシステム等を明言できる段階ではなさそうだ。ただ、「若手に機会を与えることと、チャンスを決めきれないというウイークポイントの改善を心がけます。練習はきついものになりますが、チームにとって必要。今年は、目標を達成できるようにしたい」とチーム作りのビジョンを明かしている。
 
 最後に、新加入選手の挨拶と質疑応答、写真撮影で記者会見は終了。各選手の挨拶と質問に対する回答を要約したものを、以下に紹介する(選手の順番は挨拶順)。
 
戸島章「運動量と高さを武器にJ2優勝に貢献したい。呼び名は"トッシー"でお願いします」
 
ぺ・スンジン「みなさん、こんにちは。スンジンです(ここまで日本語で)。すごい決心を持って戻ってきました。チーム20周年ということで必ず勝ちたいです。ファンやサポーターからはスンちゃんと呼ばれていました」
 
北爪健吾「特長であるスピードとスタミナを生かして、J1昇格へ全力を尽くします。数字的には10アシストはしたいです」
 
武田英二郎「湘南で出場機会がないなか、声をかけていただき光栄です。目標は全試合出場。左足のキックと、チームのために戦える潰し屋のボランチとしての働きに注目してもらいたいです。呼び名は単純に"エイジ"で」
 
山本海人「自分のストロングポイントはコーチングや考える力。コーチングというのは試合中だけではなくて、ピッチ外やオフ中でも自覚をもってチームメイトとコミュニケーションを図りたいと思います。去年、千葉から見ていて、横浜FCには何か少し足りない部分があると感じていました。そこを、自分ひとりだけじゃどうにもできないけれど、何とかしたいと思っています」
 
渡邊一仁「強い覚悟と気持ちをもって、前だけを向いていきたいです。30歳を過ぎましたが、ルーキーばりのガムシャラさも自分の特長。呼び名ですが、このクラブにはもうひとり、渡邉選手がいるのですが、ナベは僕にください。なぜなら、下の名前が一仁(かずひと)なので、その略称はこのクラブではあまりにも恐れ多いからです(笑)」
 
立花歩夢「自分はこういう挨拶は苦手ですが、チームとしても個人としてもタイトルがほしいです。呼び名は"あゆむちゃん"でお願いします」
 
取材・文●二本木昭(フリーライター)

次ページ2018年のメンバーリスト

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事