井手口陽介が新天地レオネサに到着!「全力を尽くす」「大きなことを成し遂げられる」

2018年01月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「W杯に出場するため、全力を尽くす」

リーズでプレーする前の腰かけ的な移籍ではなく、W杯出場も懸かった重要な挑戦となる。今週末にはリーグ戦が行なわれるが、スペイン・デビュー戦はいつになるだろうか。 ※写真はクラブの公式ツイッターより

 1月11日、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のクルトゥラル・レオネサが、リーズ(イングランド2部)からの今シーズンいっぱいの期限付きで加入した井手口陽介の入団会見を行なった。
 
 
 ガンバ大阪から欧州へ活躍の場を求めた21歳の日本代表MFは、「レオネサで新たなステージをスタートさせられて、とても嬉しいです。僕にとっても、チームにとっても、重要な年になるでしょう。すべての目標を達成するため、なるべく早くチームに溶け込みたいです」と抱負を語った。
 
 クラブが所在するカスティージャ・イ・レオン州レオンについては「僕は、この街が気に入りました」と印象を述べ、レオネサというチームに対しては以下のように語っている。
 
「とても良いプレーをし、大きなことを成し遂げられるチームだと感じました。早く、ここのサッカーに慣れたいと思います」
 
 この日、チーム練習にも参加した彼は、チームメイトとの関係について「今は少しずつコミュニケーションを取っていますが、すぐに互いを理解し合えるでしょう」と楽観視している。
 
「(ロシア・)ワールドカップに出場するため、全力を尽くします。レオンでの新たなステージが、僕にとっても、チームにとっても、とてもポジティブで重要なものとなればいいと思います」
 
「スペインでプレーすることはとても重要であり、ここで良いプレーをし、楽しむことも大事なことです。サッカー同様、日常生活においても早く適応したいと思います」
 
「自分のことは、常に最大限の力を注いで結果を残せる選手だと思っています。早くチームに溶け込めるよう努めます」
 
 このように、自身、そしてチームの一員としての抱負を語った井手口。シーズン途中での、異国での新たな挑戦は決して簡単なものとはならないだろうが、「一刻も早く挑戦したい」と願っていただけに、今は不安よりも期待の方が大きいようだ。
 
 そんな彼に対し、レオネサのオスカル・カーノSDは、「井手口は我々を助けるためにやって来た。W杯に出場する日本代表にも名を連ねる彼のレベルについては、改めて説明するまでもない。すべての力を注いで、我々の力となってくれるだろう」と期待を寄せている。
 
 大いなる一歩を踏み出した井手口。レオネサは21節(全42節)終了時点で18位と降格圏一歩手前の順位に沈んでいるが、彼がチームを引き上げる存在となれるか、要注目だ。
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