「あと1点で犬が飼えたのに!」アーセナル戦のヒーローが笑顔で愚痴

2018年01月08日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ハットトリックを決めれば妻が…。

FAカップ3回戦のアーセナル戦で大活躍を披露したリハイ。ただ、犬を飼うという「悲願」は果たせなかった。(C)Getty Images

 1月7日のFAカップ3回戦で、フットボールリーグ・チャンピオンシップ(イングランド2部)のノッティンガム・フォレストが、王者アーセナルを4-2で下す大金星を挙げた。
 
 話題をさらったのは、20分にヘッドで、44分に華麗な右足ボレーでネットを揺らしたノッティンガム・Fの右サイドバック、エリック・リハイだ。

 試合後のヒーローインタビューに登場すると、64分と85分にもたらされた2度のPKを蹴らせてもらえなかったことに言及し、微笑みながら彼が漏らしたのは、こんな愚痴だった。
 
「今シーズン中にハットトリックを決めたら、犬を飼っていいって妻が約束してくれていたんだ。だから、どうしてもPKを蹴りたかった。でも、(MFのデイビッド)ヴォーンにやんわりと止められて……。なんて言われたのかは、俺の口からは言いたくない」
 
 結局、2本のPKはFWベン・ブレレトンとMFキーラン・ダウェルがしっかり決めて勝利に貢献。リハイが蹴っても成功していた可能性はあるとはいえ、冷静な判断を下したヴォーンの対応は結果的に正しかったとも言えるだろう。
 
 緊迫した試合中に、まさかPKを巡ってそんなやりとりがあったとは……。
 
 DFにとって、ハットトリックのチャンスなど滅多に訪れるものではない。それだけに、ちょっぴり私欲が出してしまったのだろう。シーズン終了までに、リハイはハットトリックを決めて、念願の愛犬を飼うことができるだろうか。
 
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