【天皇杯】逆転弾を決めた水沼宏太。優勝の喜びに浸るも、恐れたのはあの地獄のキャンプ

2018年01月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

逆転弾の水沼宏太が残した言葉は...。

千両役者となった水沼。得点以外でもチームに貢献し、運動量は最後まで落ちなかった。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 1月1日に天皇杯の決勝が行なわれ、セレッソ大阪が横浜F・マリノスを2-1で撃破。前身のヤンマー時代を含めると43年ぶり4度目、C大阪としては初優勝を成し遂げた。

 試合開始早々に先制される苦しい展開を吹き飛ばしたのはC大阪の背番号16だ。1点のビハインドを山村和也のゴールで跳ね返すと、1-1で延長に突入して迎えた95分。左サイドから山村が上げたクロスに反応し、絶妙のタイミングで飛び込んだ水沼宏太が頭でゴールネットを揺らした。

 試合後、フラッシュインタビューに応えた水沼は、「走ることは僕らの強みなので、今日もピッチで精一杯表現ができました」と優勝の要因を分析。それができるようになった理由のひとつは、春のキャンプ中に行なった地獄の早朝練習にあったのかと聞かれると、水沼は冗談を交えながら衝撃のひと言を残した。

「早朝練習のおかげというと、またあるかもしれないので...」

 今季のC大阪はリーグ戦3位、ルヴァンカップと天皇杯を制した。その裏にはユン・ジョンファン監督が導入した早朝練習を含む3部トレーニングの効果もあったのだが、選手たちからすれば……。水沼の言う通り、想像を絶するハードトレーニングはあまりやりたくないのかもしれない。 

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