“リトルエンペラー”中島翔哉が地元紙にポルト移籍願望を語る!「いずれはやりたい…」

2017年12月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

ポルトガルでの成功の秘訣も語る。

初挑戦となった欧州の舞台でも輝きを放つ中島。その才能にポルトが食いつくことはあるのだろうか。 (C) Getty Images

 日本から単身で海を渡った天才MFが、注目を集めている。
 
 ポルトガル1部のポルティモネンセに所属する日本人MFの中島翔哉が、12月26日のポルトガル紙『O Jogo』のインタビューで自身の夢についてコメントした。
 
 今夏にFC東京から1年のレンタルという形でポルティモネンセに加わった中島は、初の海外挑戦ながら、その才能をいかんなく見せつけ、ここまで国内リーグは11試合に出場して6ゴール・2アシストの好成績を残し、評価を高めている。
 
「ナカジマは"リトルエンペラー"だ」と賛辞を贈る地元紙の直撃インタビューを受けた中島は、ポルトガルでの成功の秘訣を問われ、「正直に言えば、こんなにすぐに馴染めるとは想像していなかった。チームはすごく攻撃的なサッカーをしていて、僕にとっては好きなスタイルで、すごくやりやすい。だから適応しやすかったんだと思う」と、分析した。
 
 また、ポルトやベンフィカ、スポルティングといった欧州でも名高いクラブが揃うポルトガル・サッカーの印象については、「ここには質の高いクラブが揃っている」と話し、とりわけ感銘を受けたクラブについても語った。
 
「ポルト、ベンフィカ、スポルティングは世界的なクラブで敬意を評されている。とくにポルトのサッカーがすごく気に入っている。前から好きだったけど、実際に対戦してみて、改めてそう思うようになった」
 
 自ら「気に入っている」と語ったポルトとは、9月22日の直接対決で1ゴールを挙げていた中島。インタビューでは自身の将来についても言及している。
 
「チャンスがあれば、いずれはポルトでやりたい。僕は23歳ですし、他の国でやることもありえるかもしれない。でも、この国が気に入っているし、求めていたものを手に出来ている。今はポルティモネンセに残って結果を残していくだけ」
 
 現地複数メディアの報道では、フランスのサンテティエンヌとボルドーからオファーを受けたという中島。しかし、それらを蹴り、ポルトガルでの成長を誓った"小さき皇帝"のポルト挑戦の夢は叶うのか。今後の去就に注目したい。
 
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