磐田の5選手が選んだ2017シーズンの「ベストプレーヤー」は?

2017年12月26日 サッカーダイジェスト編集部

リーグ最少失点の磐田、DF2名は同じアタッカーを1位に。

今季、得点ランク4位に入る14ゴールを挙げ、代表復帰も果たした川又はどの選手を評価したのか。写真●滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 2017年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人の投票によって年間MVPを決定する、恒例の「ベストプレーヤー企画」。14年に名波浩監督が就任して以降で最高位の6位を記録した磐田では川又堅碁、アダイウトン、川辺駿、大井健太郎、櫻内渚が登場。リーグ最少失点の守備力を支えるDF2名は同じアタッカーを1位に指名。気になる投票結果は以下の通り。
 
●川又堅碁(FW)
1位▶杉本健勇(C大阪/FW)
2位▶クリスティアーノ(柏/FW)
3位▶小林 悠(川崎/FW)
 杉本選手は今季〝ノリノリ〞でした。クリスティアーノはシュート数が多く、個で打開する力が凄かった。小林選手はどんな態勢でもゴールを狙えるところ、毎年コンスタントに得点を取っているところが素晴らしいです。
 
●アダイウトン(MF)
1位▶小泉 慶(新潟/MF)
2位▶マルティノス(横浜/MF)
3位▶クリスティアーノ(柏/FW)
 小泉選手はもっとも嫌な選手でした。連係で崩そうとしたけど難しかった。ボールを受ける位置取りが上手いマルティノス、ひとりでシュートまで持ち込み攻撃を完結できるクリスティアーノは見習うべき点が多いです。
 
●川辺 駿(MF)
1位▶クリスティアーノ(柏/FW)
2位▶大島僚太(川崎/MF)
3位▶青山敏弘(広島/MF)
 クリスティアーノは攻守とも前への迫力が違います。大島選手は攻撃でなんでもでき、守備の予測が速くてボールハントも巧み。青山さんはワンタッチの技術、見ている所が凄い。自分が身に付けたいものを持っています。
 
●大井健太郎(DF)
1位▶小林 悠(川崎/FW)
2位▶中村憲剛(川崎/MF)
3位▶エドゥアルド・ネット(川崎/MF)
 DFとしては、川崎の攻撃陣が一番厄介。予測をしても止められない、奪えないパスを出す中村選手、それに呼応する小林選手、縦パスを入れて前に出てくるネット選手。3人とも強力で順位はつけられないのが本音です。
 
●櫻内 渚(DF)
1位▶小林 悠(川崎/FW)
2位▶大谷秀和(柏/MF)
3位▶倉田 秋(G大阪/MF)
 小林選手はまさにエースで、動き出しが上手い。大谷選手はパスコースを消す速さやプレスのタイミングが抜群。倉田選手は一人で攻撃のリズムを作り打開できる。3人とも対戦して手強く、成長する刺激をくれた選手です。
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